ニコンの2017年3月期はデジタルカメラの販売台数が大幅に減る見込み

日本経済新聞に、ニコンの2017年3月期の業績見通しに関する記事が掲載されています。

ニコンの17年3月期、純利益35%増 液晶パネル装置が販売増

  • ニコンは13日、2017年3月期の連結純利益が前期比35%増の300億円になる見通しと発表した。主力のデジタルカメラは市場縮小に加え、熊本地震で部品の調達に影響が出ており、販売台数が大幅に減る見込み。主力事業の苦戦を、その他の事業の成長で補う。
  • 映像事業は23%の減益となる。デジタルカメラの販売が苦戦するためで、販売台数はレンズ交換式で21%、コンパクトは41%減る見込み。市場縮小に加え、熊本地震でセンサーや半導体を供給する企業が被害を受け、生産に影響が出るためだ。「生産が本格的に復旧するのは7月ごろになる」(伊藤副社長)といい、4~9月期には100億円規模の営業減益要因になる可能性がある。

 

ニコンは、会社全体としては見通しは明るいようですが、映像事業はかなり厳しいようですね。とは言え、地震の影響による部分がかなり大きいようなので、来期はデジタルカメラも、もう少し良くなることに期待したいところです。

また、センサー等の部品の生産の復旧は7月ごろということなので、各社の新製品の発表は、海外の噂通りかなり遅れる可能性が高そうですね。