ペンタックスK-1のリアルレゾリューションの比較テスト記事

dpreview に、画質比較ツールを使ったペンタックスK-1のリアルレゾリューションのテスト記事が掲載されています。

No alias: Pentax K-1 Pixel Shift shows impressive early results

  • K-1の目玉の1つがピクセルシフト(日本ではリアルレゾリューション)で、1ピクセル分ずつセンサーを動かしながら4枚の画像を撮影し、それぞれのピクセルで赤、青、緑x2の情報を持たせている。このことにより、周囲のピクセルから補完するデモザイク処理が必要なくなり、偽色が減り解像力も上がる。
  • ピクセルシフト使用時には、少し解像力の改善が見られ、色が付いている部分では解像力が増しているのが見て取れる。またテキストの部分に偽色が無くなっており、テキストの一番下の行まで読み取ることができる。
  • ピクセルシフトのもう1つの利点はノイズの改善で、4枚の画像を撮影しているので、カメラは基本的に4倍多くの光を捕らえることができ、ショットノイズを減らすことができる。このノイズが減ると、高感度性能が改善し、ダイナミックレンジも広がる。
  • K-1のピクセルシフト機能は、初期のテストでは素晴らしい結果が得られている。

 

リアルレゾリューションのONにした画像をノーマルの画像と比較すると、解像力の改善がかなり見られ、特に色の付いている部分ではディテールの描写が大幅に改善しているようです。

また、ノーマルの画像ではかなり目立っている偽色も、リアルレゾリューションでは全く見られず、全体的な画質の向上はかなり大きいという印象です。