パナソニックSUMMILUX 12mm F1.4 は極上の広角レンズ

ePHOTOzine に、発表されたばかりのパナソニックの広角単焦点レンズ「LEICA DG SUMMILUX 12mm / F1.4 ASPH.」のレビューが掲載されています。

Panasonic Leica DG Summilux 12mm f/1.4 ASPH. Review

  •  鏡筒はしっかりとしていて造りは非常によいが、サイズの割りにとても重い。フォーカスリングはモーター駆動で、動きは申し分ない。
  • 解像力は、中央は開放からF5.6までは際立った値(outstanding)で、これは見事な結果だ。隅は中央ほどハイレベルでは無いが、それでもなおF2からF8ではとても良好な値(very good)で、F11では良好な値(good)だ。F1.4とF16では、隅の解像力はそこそこだ(fair)。
  • 歪曲は-0.38%の非常に穏やかな値で、ほとんどゼロだ。色収差は中央も隅もどちらも非常に少なく、色ズレの問題は無いだろう。このレンズの画質はクリーンで切れ味がよく、非常に満足のいくものだった。
  • 逆光耐性はとても素晴らしい。
  • このレンズから得られる画像は最高だ。全体的な解像力は非常に良好で、中央は際立っている。m4/3ユーザーにとって、とてもエキサイティングなレンズが登場した。このレンズは極上の広角レンズだ。大いに推薦。
  • 良い点:中央の際立った解像力、素晴らしいフレア耐性、色収差が少ない、造りのクオリティ、素晴らしいエルゴノミックデザイン、防塵防滴。
  • 悪い点: 価格。

 

解像力チャートでは隅の解像力が少し低目に見えますが、隅は実際にはF2以上でvery goodの解像力があるので、これは中央の解像力がスバ抜けて高いために、隅が低目に見えているだけのようです。

サンプルでは、解像力は十分ですがカリカリではなく、パナソニックらしい落ち着いた描写という印象です。ボケも広角レンズとしては、とても滑らかですね。