ハッセルブラッドX1Dは標準的な一眼レフよりも小さい

dpreview に、ハッセルブラッドの中判ミラーレスカメラX1Dの簡単なインプレが掲載されています。

Hands-on with Hasselblad X1D

  • 最も注目すべきことは、そのサイズで、X1Dは平均的な一眼レフよりも小さく、大きなマイクロフォーサーズ機と同程度の大きさしかない。これは中判カメラとしては大したものだ。
  • センサーは50MP CMOSで、H6Dやペンタックス645Z、Phase One IQ3 50に使用されている43.8x32.9mmのセンサーと同じものだ。
  • 背面は最小限のものしかなく、とても小さいボタンがモニタの横に配置されている。EVFは大きく、表示は鮮明できめ細かい。
  • メニューはH6Dとよく似ている。「add」のアイコンを押して、メニューからホームスクリーンに表示する機能を選択することで、表示項目をカスタマイズすることができる。これは便利な機能だ。
  • 上面のメインダイヤルはボディに埋め込まれており、使用時にはダイヤルを押すとポップアップし、回すことができるようになる。
  • ハッセルブラッドの代表は、X1Dのボディはスウェーデン製で、設計と製造は自社で行われており富士フイルムは関与していないことを強調している。
  • フラッシュはニコンと互換性があり、レンズシャッターを採用しているので、1/2000秒までの全てのシャッター速度でシンクロが可能だ。
  • バッテリーは3200mAhのリチウムイオン電池だが、1回の充電で何枚撮影できるか公表されていない。
  • 背面の液晶は大きく見えるが、標準的な3インチサイズだ。このモニタはクリアでレスポンスが良い。スクリーンはスマートフォンと同じようにスワイプで素早く操作できる。
  • 新しいXCDレンズは小さいとは言い難いが、Hシリーズのレンズよりもかなり小さい。45mmのレンズは、後玉がかなり奥まった位置にあり、フランジバックの短さを補っている。
  • 交換レンズは、これまでのところ45mm F3.5と90mm F3.2が発表されているが、ハッセルブラッドは30mmをフォトキナで発表すると告知している。

 

X1Dは実際に手に持った画像を見ても非常にコンパクトに見えますね。これなら、ボディとレンズ数本を持ち歩いてもそれほど苦にならないような気がします。後は、サンプル画像で画質を確認してみたいところですね。

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