Appleが防水防塵仕様の「iPhone 7」を正式発表

Appleが、IP67防水防塵仕様のスマートフォン「iPhone 7」「iPhone 7 Plus」を正式に発表しました。

Apple、IP67防水防塵になった「iPhone 7」(PCWatch)

  • 米Appleは7日、IP67防水防塵になった「iPhone 7」シリーズを発表した。日本では9月9日より予約開始をし、16日に発売する。搭載OSはiOS 10。
  • iPhone 7の最大の特徴は、内部にシーリングを施すことでIP67に準拠した防水防塵仕様になった点。
  • iPhone 7のカメラユニットには新たに光学手ブレ補正機構が搭載された。これにより3倍長い時間の露光が可能になった。その一方でカメラレンズの明るさはF1.8 となり、従来から光量が50%向上。
  • センサーも60%高速化され、効率が30%改善されている。付属するLEDフラッシュも「Quad-LED True Tone flash」となり、4つのLEDを制御することで自然に近いホワイトバランスが得られ。また、従来より光量が50%向上した。
  • 新カメラの搭載に伴い、SoCに内蔵されるイメージ処理プロセッサもスループットが2倍となった。これに伴い、ライブフォトのキャプチャおよび編集用API、RAW(DNG形式)で画像を保存するAPI、広色域キャプチャAPIなどが追加された。前面のFaceTime HDカメラに関しても、700万画素に強化されている。
  • 上位の「iPhone 7 Plus」では、新たに広角レンズと望遠レンズ(F2.8、2倍)のデュアルレンズ構成となった。いずれも単焦点で切り替え式だが、望遠レンズを使えば改良されたデジタルズームと組み合わせ、最大10倍のズームを実現しながら、画質を大幅に向上させるとしている。

 

主にカメラに関連する部分だけを抜粋しましたが、カメラに関してはiPhone 7でかなりの進化が見られるようです。明るいレンズ+光学手ブレ補正+明るいLEDの採用で、暗い室内のような厳しい条件下では、かなり使い勝手がよくなりそうですね。

またiPhone 7 Plusでは、広角レンズと望遠レンズのデュアルレンズになっているということなので、スマホのカメラでカバーできる範囲が大幅に広がりそうです。RAWでの画像保存にも対応するようですね。