・Leica M10 real-world sample gallery
- LEICA M10のプリプロダクションモデルが、我々の元にたどり着いた。M10は古風なフォーカシングシステムを採用し、動画もUSB端子も搭載しないカメラで、価格は6600ドルと高価で、万人向きではないが、間違いなく素敵なカメラだ。ライカの最新のデジタルMの最初のサンプルを見て欲しい。
M10は、あまりカリカリとしない柔らかい感じの描写で、ライカらしい絵作りという印象です。高感度は国産機とかなり絵作りが異なっていて、ノイズをあまり消していないので、派手にノイズが乗りますが、これは、フイルムのような描写を求める方には歓迎されるかもしれませんね。
七並べ
高感度のザラザラ感は、確かに銀塩っぽい。これ見てると、日本のカメラはノイズリダクションかけすぎのような気もしてきますね。
hi-low
ノイズリダクションをかけずにRAW現像し、そのままjpegにした印象です。
ライカは、撮影者がカメラ任せにせずRAW現像で好みの画を作ってほしいのでしょう。
餅ゼリー
シャープネスも控えめで、ディティールはなるべくいじらない方針のようですね。
しかしながら最近はどのメーカーも常識的に画質が良くなってしまい、もし撮影データを伏せて画像を見せられても、センサーサイズと画素数に起因する差ぐらいでしか、見分けがつかなくなってきたように感じます。
むしろこれからはカメラを持った時に伝わる独自の世界観や哲学の方が、画質より重要視されるのかもしれません。
rov
typ240使ってますが、撮って出しでもカラーノイズは完全に消して輝度ノイズを粒子っぽく見せるのがライカの絵作りだと思います。例えばニコンのJPEGはカラーノイズ、偽色が盛大です。自分はライカの方がデジタル臭さが少ないと思います。RAWをいじればどのカメラも同じようになりますが…