ニコンは早期に複数のミラーレスカメラを投入しラインナップ化する

ニュースイッチに、ニコンの常務執行役員のインタビューが掲載されています。

ニコン、不振のカメラ事業「国内工場は閉鎖せず」(同社幹部) 

  • ニコンは構造改革中のカメラ事業について「早期に複数のミラーレスカメラを(投入し)ラインアップ化する」との方針を示した。カメラ事業を担う御給伸好常務執行役員がインタビューに応じた。一方、生産体制は「現時点で国内外の主要工場を閉鎖する考えはない」と語った。
  • ミラーレスのラインアップ完成時期は明らかにしていないが、ミラーレス市場が一眼レフ市場を上回る2-3年後が目安となりそう。今後、強みを生かせる中・高級の一眼レフカメラとレンズ、ミラーレスカメラに経営資源を集中させる方針。ただミラーレスは機種が少なく苦戦しており「他社に負けないくらいの品ぞろえにする。ニコンらしいものを出す」と語った。
  • 利用者視点での条件設定など商品化プロセスを見直し、利用者ニーズとの乖離をなくす。一方で「将来は高級コンパクトの王道もやりたいが、DLシリーズの中止を決めたばかりのため、次の開発は慎重に判断する」とした。

 

ニコンのミラーレスのラインナップは、今後数年で一気に充実しそうですね。噂の、フルサイズやAPS-Cなどの大型センサーを採用したミラーレス機の登場に期待したいところです。

ミラーレスのラインナップの完成は2~3年後と予想されていますが、この時期に、ニコンが、ソニーなどのミラーレスで先行する他社にどこまで迫れるか注目したいところです。