米国際貿易委員会がニコンのデジタルカメラを特許侵害の疑いで調査

米国のITCが、ニコンに対して、関税法に基づく調査を開始するという発表をしています。

米、ニコンのデジカメ調査 特許侵害の疑い 販売できない可能性も

  • 米国際貿易委員会(ITC)は26日、米国に輸入されたニコンのデジタルカメラやソフトウエア、部品について、特許侵害の疑いがあるとして、関税法に基づく調査を始めると発表した。特許侵害が認定された場合、米国で販売できなくなる可能性がある。
  • 対象となるのはニコンのほか、米国や中国、タイ、インドネシアのグループ会社など。具体的な機種やソフト名などは明らかにしていないが、画像センサーや画像処理ソフトが含まれるという。ドイツの光学機器大手、カールツァイスなどが特許侵害を訴えていた。

 

以前に、ニコンがオランダのASMLとドイツのカールツァイスを提訴したというニュースがあり、その後、ASMLとツァイスの対抗措置でニコンも提訴されていましたが、今回の特許侵害はその関連でしょうか。

いずれにしても、カメラの販売数量の多い米国で、ニコンのカメラが販売できなくなったら大事ですね。

2017年5月27日 | コメント(26)

コメント(26)

これって結構やばいことなんでしょうか??ニコンはいま大変苦労されているようですが、、

特許戦略に力を入れている会社は、いざ訴えられたときのために相手方の侵害状況について日頃から調査をかけて隠し球を押さえることがあります。特にカメラ業界はハネウェル特許訴訟の津波を経験しているので侵害調査・特許回避含めてより慎重だと思います。玉の打ち合いが始まるとだいたいクロスライセンスで和解のパターンがほとんど(どちらも販売停止のリスクを持つと販売に影響が出る)ですが、どうなるでしょうね。
戦う相手は特許権利者の意思で選べるので、キヤノンなどへの影響はすぐにはないでしょうね。

そ、そんな~。
最近ニコンの良いニュース本当に聞かないような気がします。
該当するのはどんな特許だったんでしょうかねぇ?
何にしろ何か元気の良いニュースが飛び込んできて欲しいモノです。

今回の報道とは状況は違うけど、ハネウェルが日本のカメラメーカーに特許侵害で裁判を駆使して大金をせしめた出来事を思い出しました。

ニコンは踏んだり蹴ったりですね…
頑張って欲しいです

ニコンユーザーなんですが、100周年の今年は特に、いろいろと心配させられて正直、辛いものがあります。
たまには何か明るいニュースも欲しいものです。

なんだかツァイスとニコンの泥仕合の様相を呈してきましたね (汗)

ASMLとの訴訟合戦で液浸絡みの露光装置だけかと思いましたが、
思わぬところに飛び火していそうな気配ですね。

クロスライセンスや特許侵害無しなどで決着、販売に影響がなければいいですが、
万が一販売の差し止めなんてことになれば業績への影響は計り知れないものになるでしょうね。

どちらにせよ、イメージダウンに繋がることは間違いないでしょうから
ニコンとしてのコメントを待ちたいですね。

なんか、昔の米国で起きたミノルタのAF訴訟みたいだなと思いました。

まじか・・・
ニコンユーザーとしては残念だなぁ
まぁ特許とかは どの業界どの会社でもグレーな話はあるのかなぁ
なんにしてもネガティブな話は残念だ

100周年だし
こういうネガティブを吹き飛ばすサプライズ待ってる!!

レンズメーカーであるツァイスが、その母艦メーカーでもあるニコンを特許侵害で訴えるというのはよほどの事なのかもしれませんね。下手すると自社の売り上げにも響くわけですし、自社でデジカメボディ製造して無いツァイスが訴訟起こしてどういう利益があるのかよくわかりません。

坂道を転がるように・・・
という表現が当てはまってしまうような状況で先が心配ですね。
なんとか踏み止まっていただいて、また元気に良質な商品を提供していただきたい。

営利企業である以上は仕方ないんでしょうけど、互いに特許を政治劇の武器として扱う様は見ていて面白いものではありませんね。

認められた場合、該当する機種が販売できなくなると言うのが正確ですね。どの機種が対象になるのかは分かりませんが。
どちらかと言えば、このところ米国のこうした一連の動きが気になります。

詳細が不明ですがツァイスが持っているセンサー及び画像処理の特許をニコンが侵害しているって言われてもピンと来ませんね・・・

巨大企業ですがカメラは作っていないのでセンサーや画像処理まわりで日本が参考にすべき優れた技術を持っているようにも思えないといいますか(汗)

MINOLTAのような流れにならなければいいのですが・・・

その辺は特許侵害の疑いなんで、技術的にどうこうとはまた別の話の可能性もありますよ。
大きな企業だと特許はそれこそ多岐にわたり取得しますからね。
製品に反映されないものもいっぱいありますし、取得しておけばこういった時の為にも使えますから。

まぁ、単純に写真の領域ではない部分での訴訟ですが、痛手であるのは確かでしょうね。
この分野はいろいろとあったからなあ・・・。


頑張れ、ニコン!

ぱんた さん

ASMLを検索して調べたら良いですよ。ツァイスとの繋がりも出て来ます。
半導体露光装置は90年代まではニコンが圧倒的シェアだったのに、ASMLに
その座を奪われたそうです。日本の製造業の衰退、ニコンの苦境の原因が見て取れます。真のグローバル企業にならないと置いていかれる世界になっていると思います。既にご存知ならご容赦下さい。私はカメラの事しか興味なかったので、最近までニコンが早期退職募集と言われても、半導体露光装置の事など興味無く、ピンと来ていませんでした。

AもZも両社とも民生用のデジカメではハネウェルと同様にトロール的な位置にいることから、クロスで決着して共存共栄という話ではなく、一方的な狩でしょうね。露光装置だけでは満足せず、デジカメで下請けとして実質的に系列化したいのでしょね。ニコンのカメラにツアイスのレンズという牧歌的な時代は遠い昔なのでしょう。

侵害であった場合には、販売できなくなる可能性ではなく、米国に輸入できなくなる、それだけです。他国市場にはそれぞれの国で別の手続きが必要です。

株価は大きく下げるかと思っていたのですが逆に小高く寄り付き、今のところ大きく動いてないですが、そんなにダメージのある話ではないということでしょうかね。いまいちよくわかりません。

特許のクレーム(請求範囲)って、解釈上疑義
のあることも少なくなく、このクレームではそんな主張通らないよ、いや通るんだ、といったやり取りになることは多々あるでしょうね。
ニコンにとって、筋の良い事件なのかはたまた筋の悪い事件なのか、ニコンファンとしては、前者であることを願わざるを得ません。
アメリカは、正義の国というよりは経済力の国ですから、弱りかけのニコンを潰しておこうという力が働いてないか心配で、ちょっと嫌な予感がします。

ご存じの方も多いとは思いますが、
半導体製造装置のニコン、ASML周辺の現状に関する記事が、週刊東洋経済の先週号(5/27号)に載っていますね。
記事作成の時点では訴訟問題は発覚していなかったようで、その内容は有りませんが。
p64~p65です。

ASMLの強さの背景には、ツアイス、フィリップスはじめ、日本のJSRも含むグローバルな共同開発体制、コングロマリットとも言われる強固かつ排他的な開発の仕組みがあったことはよく知られていますよね。
フォトマスクの回折の限界を超えるために屈折率まで最適化した液浸露光へのパラダイムシフトのタイミングで、それまで寡占していたニコンとキヤノンから、大した開発リソースもなく外部リソースを契約で活用したASMLに覇権が移ったのですよね。 90年代のことと言われていますので、知財立国だなんだと言われる2000
年代の少し前の時期ですが、知財をライセンス料を得るために使い、替わりに市場を奪われてしまったニコンの悲劇が、その後の日本のエレクトロニクス製品メーカーの運命を象徴しています。
知財は独占のための道具であり、あるいは共創する他社との利益分配のツールとして使うべきこと教えてくれる判決ですね。


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