富士フイルム「XF50mm F2 R WR」は際立った性能でとても魅力的なレンズ

ePHOTOzineに、富士フイルムの中望遠単焦点レンズ「XF50mm F2 R WR」のレビューが掲載されています。

Fujifilm Fujinon XF 50mm f/2 R WR Review

  • このレンズは非常にコンパクトで、重さは200グラムととても控えめだ。フォーカスリングは適度な重さがあり、滑らかに回転するが、残念ながら、AF時にはマニュアルフォーカスはできない。
  • 解像力は、中央は、開放からF4まで際立った値(outstanding)、F5.6からF11では素晴らしい値(excellent)で、隅は開放からF11まで素晴らしい値(excellent)だ。このレンズの解像力は見事で、どの絞り値でも極めてシャープだ。

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  • 倍率色収差は、カメラ内で自動補正されており、中央も隅もほぼ完璧だ。歪曲も自動補正され、-0.16%の非常に小さいタル型で、パーフェクトに近い。
  • 逆光では、コントラスト低下の兆候は見られず、フレアの問題も見られない。
  • ボケは、滑らかで満足行くものだが、とは言え、STFほど見事な滑らかさではない。
  • 価格は449ポンドで、ハイクオリティな単焦点レンズとしてはリーズナブルだと思われる。
  • XF50mm F2 R WR は、シャープで切れ味が良く、ボケは心地よく、コンパクトで防塵防滴仕様で、価格も比較的安価だ。このレンズは美しい造りで、テストの結果は際立っている。コンパクトで便利な、とても魅力的なレンズだ。
  • 良い点:際立った解像力、色収差が少ない、歪曲が少ない、フレアが少ない、美しい造り、防塵防滴仕様、価格が安価、コンパクト。
  • 悪い点:AFモードでマニュアルフォーカスができない。

 

解像力は開放から極めて高く、既にピークに近い性能が出ているようですね。サンプル画像でもシャープで色乗りがよく、ボケも綺麗で申し分の無い画質という印象です。ePHOTOzineの総合評価は満点で、ベタ褒めと言っていいですね。