キヤノンがマクロ撮影可能な3本のTS-Eレンズを正式発表

キヤノンが、0.5倍のマクロ撮影が可能な、3本のTS-Eレンズ「TS-E50mm F2.8L マクロ」「TS-E90mm F2.8Lマクロ」「TS-E135mm F4Lマクロ」を正式に発表しました。

TS-Eレンズシリーズのラインアップを拡充

  • キヤノンは、レンズ交換式カメラEOSシリーズ用の交換レンズであるEFレンズシリーズの新製品として、アオリ撮影が可能なTS-Eレンズ3機種を2017年12月下旬より発売する。価格はいずれも31万5000円(税別)。
  • 新製品3機種は、レンズの光軸を傾けるティルトと、レンズの光軸を平行に移動させるシフトの2つの機能により光軸と撮像面の関係を変化させ、フォーカス面の傾きや遠近感を調整するアオリ撮影が可能なレンズ。
  • UDレンズを採用した新規光学設計により、色にじみの少ない高解像・高コントラストな撮影を可能にするとともに、特殊コーティングによりゴースト・フレアの発生を抑制。
  • 新製品3機種の最大撮影倍率は、いずれも0.5倍を実現しています。従来機種「TS-E45mm F2.8」の0.16倍、「TS-E90mm F2.8」の0.29倍から大幅に向上しており、マクロ(近接)撮影が可能。

 

キヤノンの新しいTS-Eレンズは、1/2倍のマクロ撮影が可能になったことで、旧型のTS-E45mmやTS-E90mmと比べると大幅に訴求力がアップしているという印象です。また、Lレンズ化されたことで、画質の改善も期待できそうです。

キヤノンのTS-Eレンズ群は、スタジオ撮影などで、マクロ機能とアオリの両方が必要な方には大歓迎されそうですね。