オリンパスE-M10 Mark III はユーザーインターフェースの改善で使い勝手が良くなっている

ePHOTOzine に、オリンパスのE-M10 Mark III のレビューが掲載されています。

Olympus OM-D E-M10 Mark III Full Review

  • 3インチの液晶モニタは、視野角が広く、明るい場所でもとても見やすい。
  • カメラの上面と底面は、Mark II は金属製だったが、Mark III はプラスチック製だ。しかし、それにもかかわらず造りは良く、大型化されたグリップの感触も良好だ。
  • 大きくなった各ダイヤルは金属製で、しっかりとした感触だ。モードダイヤルは、かなり重いので、意図せずに回ってしまうことは無いはずだ。
  • USB端子は独自のものからマイクロUSBに換装されたが、USBケーブルを使っての充電には対応していない。悪い点は、AV出力に対応しなくなったことだが、多くの人はHDMIを使うだろう。
  • AFはコントラストAFで、明るい場所では極めて速いが、暗い場所では苦戦することがあった。
  • EVFは高解像度で、色再現は背面の液晶と一致している。
  • メニューシステムはリフレッシュされ、動画の設定が専用のカテゴリにまとめられた。メニューの設定項目は多いが、より簡単に素早く項目にアクセスできるようになった。
  • Wi-Fiは、モニタのQRコードを使って素早くセットアップすることができる。スマートフォンからのリモートコントロールも可能で、アプリからは撮影や録画の操作に加えて、カメラの設定の変更も可能だ。
  • バッテリーライフは330枚で、ミラーレスカメラとしては平均的だ。Mark II には、クイックスリープモードがあり、バッテリーライフを750枚に伸ばすことができたが、Mark III には何らかの理由で、この機能が搭載されていない。
  • 動作速度のテストでは、連写はJPEGで8コマ/秒(22枚)、RAWで8コマ/秒(11枚)で、シャッターレスポンスは素晴らしかった。
  • 実写では、露出は信頼でき、標準の設定で色再現はとても良好だ。ダイナミックレンジも良好で、JPEG撮って出しの画質は素晴らしい。
  • ノイズはISO100からISO1600までは非常に少ない。ISO100(Low)はダイナミックレンジが狭くなる。ISO3200からISO6400は、ノイズリダクションが強くなり、ディテイールも厳しくなる(特にISO6400)。ISO12800ではノイズが強烈になり、ディテールも失われるので、可能なら使用を避けることを勧めるが、縮小してWebで使うなら実用になるだろう。
  • E-M10 Mark II と比べると高感度ノイズ性能は若干改善しており、ノイズリダクションをLow(弱い)の設定にして使いたくなるかもしれない。
  • オートホワイトバランスは、白熱灯、蛍光灯、ミックス光源で良好だ。プリセットは白熱灯では良好だが、蛍光灯では色が傾く。
  • 動画は4K・100Mbpsで、ファイルサイズは1分間で大まかに言って800MPになるので、大容量のメモリーカードを使うことを勧める。動画でも5軸手ブレ補正が効くので、どのようなレンズでも手持ちで滑らかな動画が撮れる。
  • E-M10 Mark III の価格は629ポンドで、コストパフォーマンスはとても良好だ。
  • E-M10 Mark III は、Mark II から小幅なアップデートのように見えるが、4K動画が追加され、ユーザーインターフェースの改良で使い勝手が良くなっている。残念ながら、カスタマイズ可能なボタンが減っており、Mark II にはあったクイックスリープの機能もなくなっている。画質は色再現が素晴らしく、ディテールも良好で、高感度ノイズも問題はない。
  • E-M10 Mark III は操作が易しく、4K動画が必要な人には良い選択肢かもしれない。多機能なカメラが欲しい人にはE-M5 Mark II が良い選択肢だ。E-M10 Mark II からの買い替えのターゲットにはならないだろう。初代E-M10からの買い替えの場合、4K動画が不要ならE-M10 Mark II の方が良い選択肢かもしれない。
  • 良い点:4K動画、素晴らしい色再現、良好な高感度ノイズ性能、5軸手ブレ補正、3インチチルト式タッチパネル、高解像度のEVF、改善されたダイヤルと大型化されたグリップ、2軸電子水準器、マイクロUSB接続。
  • 悪い点:カスタマイズ可能なボタンが少なくなった、プラスチック製のボディ(Mark IIに金属が使われているのと比べて)、ワイヤレスフラッシュコントロールの省略(Mark II には搭載されていた)、いくつかの部分でMark II からのダウングレードのように感じる、シャッターショック(電子先幕シャッターで回避できる)。

 

E-M10 Mark III は、4K動画が追加され、画像処理エンジンが新型に換装されたマイナーチェンジモデルですが、エルゴノミクスやメニューが改善されて、初心者にも使いやすいカメラに仕上がっているようですね。

ただ、Mark II から退化している部分も結構あるのが気になるところです。上位モデルとの棲み分けをより明確にしたのでしょうか。

2017年9月18日 | コメント(4)

コメント(4)

前評判はあまり良くなかったが、旧型より色々改善しており
まぁまぁ売れそうかな!

タッチパッドも付いてますね。なかなか良さそうですよ。

画像で見るデザインは良かったのですが、実際手にすると佇まいや手に取った感じが以前よりチープな印象になってしまいました…。
やはりプラ素材の影響なのでしょうか。
グリップは持ちやすくなってはいたのですが。
メニューの文字も若干大きくなり項目もだいぶ少なくなった印象。記事の通りよりエントリー機になってましたね。
個人的にM10はカッコカワイイ「小さいのにデキるヤツ」という感じで愛用していましたが、今回の後継機にはちょっと残念です…。
STYLUS 1の代替え機といったところでしょうか。

ライトユーザーには理想的なカメラという感じですね。
カメラを弄るのに慣れると忘れがちですが、カスタマイズボタンというのはカメラ初心者には正直鬼門です。
簡単操作で綺麗に撮れるという意味では、最適な製品だと思います。


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このページは、2017年9月18日 に公開されたブログ記事です。

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