オリンパスの映像事業は2018年第2四半期は増収増益

オリンパスが、2018年3月期 第2四半期の決算情報を発表しています。

決算短信 (リンク先PDFファイルです)

  • 映像事業の連結売上高は305億69百万円(前年同月比7.2%増)、営業利益は16億18百万円(前年同期は13億52百万円の営業損失)となった。ミラーレス一眼カメラの分野において、前期に発売したミラーレス一眼のフラッグシップ機「OM-D E-M1 Mark II」等の販売が堅調に推移し売上を拡大したことにより、映像事業の売上は増収となった。映像事業の営業損益は、費用の圧縮を進めたことになどにより、前年同期の赤字から黒字に転じた。

決算説明会プレゼンテーション資料(リンク先PDFファイルです)

  • 売上高:OM-Dシリーズを中心にミラーレス分野が19%増収と好調に推移し、コンパクトカメラが大幅減収となる中で映像事業全体で増収を達成。
  • 営業利益:収益性の高い高価格帯のミラーレス一眼の販売構成比が増えたことに加え、販促活動、研究開発等の適切なコントロールにより収益性が大きく改善。前年上期の営業損失は黒字に転換し、5.3%の営業利益率を確保(前年同期比で30億円の増益)。

 

オリンパスの映像事業は、ミラーレスが好調で増収増益ということなので、かなり良くなってきたようです。高価なOM-D E-M1 Mark II が売上に牽引しているようなので、今後もデジカメは、ハイエンド機重視の戦略が続きそうですね。