キヤノンがフルサイズ用の小口径の広角ズームの実施例を含む特許を出願しています。
- 近年、固体撮像素子を用いた撮像装置に用いられる撮像光学系においては、全系が小型
で、広画角でありながら、物体距離全般にわたり高性能(高解像力)なズームレンズであることが要求されている。 - 本発明によれば、全系が小型で、広画角で広角端から望遠端に至る全ズーム範囲にわたり良好なる光学性能を有するズームレンズが得られる。
- 実施例1(17-35mm F4-5.6)
- 焦点距離 17.5(広角端) 25.12(中間) 34.09(望遠端)
- F値 4.00 4.85 5.88
- 半画角 51.03 40.73 32.40
- 像高 21.64 21.64 21.64
- レンズの全長 130.88 128.52 134.05
- バックフォーカス 37.60 49.75 64.06
キヤノンのフルサイズ用の広角ズームは、現在は高価なLレンズしかないので、EF24-105mm F3.5-5.6 IS STM と同クラスの安価な広角ズームがあってもよさそうですね。
なお、特許のレンズの全長は、前玉から焦点(センサーの位置)までの距離なので、実際のレンズの全長はもっと小さくなります。
やまかわ
庶民用レンズが増えるかもしれないのは嬉しいです。
Lレンズが良い物なのはわかりますが、誰もかれもがカメラ趣味に全力投球しているわけじゃないのですから。
ぜひこれからももっと増やしていってほしいです。
餅ゼリー
17-35mm 4-5.6と言えば、フイルム時代にタムロンので安いのがありましたね。
周辺画質と収差を気にしないなら、廉価品で十分という選択も有ると思います。
お〜
紙焼きメインでA3ノビ程度までなら
適正鑑賞距離さえとれば 昨今のレンズは
ほぼ優秀です。
なので このクラスのレンズには軽量さと
堅牢さの バランスをきちんと作ったものに
して欲しいですね!
旅行やファミリーユースでは 扱いが雑に
なる機会もありがちですから…
けんすけ
昔あったタムロンやシグマ 17-35mm F2.8-4 の
現代版があれば、と思うことがよくありました。
割と軽いのが良かったですね。
今はキヤノンの 17-40mm F4L を愛用してます。
STMはスリーブ解除時にいちいち大デフォーカス
して、速写できない点が僕はちょっと嫌いです。
初秋
EF-S10-22と焦点距離、解放F値、レンズ構成が似ていますね
割りと普通な消費者
他の記事も含め、広角側の技術展開が楽しみですね。
フルサイズについては高額ズームのリニューアルに比べ廉価帯の展開がまだまだ弱いと感じてるのですが、噂の200-600も含め、強化を期待します。