デジカメの出荷台数が2010以来7年ぶりに増加に転じる

CIPAがデジタルカメラの2017年の出荷実績と、2018年の出荷見通しを発表しています。

デジタルカメラ出荷台数が2010年以来の増加に(デジカメWatch)

2017年出荷実績

  • デジタルカメラ全体では前年比3.3%増の2,500万台。2011年の減少以来、7年を経て増加に転じた。ただし日本向け出荷の実績を見ると、レンズ交換式が5%減、レンズ一体型が2.9%増のあわせて前年比横ばいという結果に落ち着いた。日本向けの交換レンズも6.4%減に止まっている。
  • レンズ一体型も増加へと転じたが、レンズ交換式と一体型の比率は47:53となり、レンズ交換式が一体型に迫りつつあることがわかる。

2018年出荷見通し

  • 2018年のデジタルカメラ総出荷は、2017年比93.6%の2,340万台と予測。8%程度の微減となり、そのうち日本向けは330万台(94.3%)との見通しになっている。タイプ別では、レンズ交換式デジタルカメラの方が減少率が少なく、特に日本向けは2017年と変わらず120万台を見込んでいる。

 

2017年のデジカメの出荷実績は、昨年の熊本地震の反動もあるにせよ、増加に転じたということなので、2011年以降の急激な落ち込みは、ここで底を打った形になりましたね。

とは言え、2018年の出荷は、大幅では無いものの減少と予想されているので、反転攻勢とまでは、なかなかいかないようです。