- 株式会社ニコンは2月8日、2018年3月期第3四半期における連結業績を発表。3四半期累計での営業利益は、前年同期比12.3%増の414億9,100万円となった。売上収益は前年同期より7.2%減の5,252億6,200万円にとどまっている。増益に大きく寄与したのは、精機事業と映像事業。
- 映像事業はデジタルカメラ市場の縮小により販売台数は減少するも、9月発売の「D850」が好評を博したことで、営業利益は前年同期の83億円に対し、95%増の162億円となった。
- 通期での予想は、売上収益が7,200億円、営業利益は530億円。前回予想よりそれぞれ100億円、80億円の増額。
デジカメの販売台数が減少する中、ニコン映像事業部の前年同月比95%増益はすごい数字ですね。昨年前半までは暗い雰囲気だったニコンですが、D850の好調で一転して良い雰囲気になってきたので、このまま、近日中に投入されると言われている新ミラーレスシステムにつなげて欲しいところです。
SONIKON
売上増、利益増は喜ばしいことですが、結局は新製品頼みの業界であることが浮き彫りになったような結果かもしれません。
新しいものを出さなければ売れない、会社の業績が好転しないでは、いずれ業界自体が先細りになるのではないでしょうか。
Nikon自体はさほど企業力の小さな会社ではないはずですが、D850の好評がなければ、近年の業績不振が続いていたことは間違いないことです。
企業もユーザーも難しい時代になったような気がします。
スパークリング
ほぼ倍は凄いですね!
最近親が購入した双眼鏡はニコンだったのですが、凄いよいものでした。ニコンのカメラはは使ってないですが、双眼鏡を使ってみて改めて技術のある凄い会社だなと感じています。
ミラーレスとともにいい感じでいってほしいです
どりゃー
スマホに食われて大打撃を受けたと認識されていた
日本のカメラ産業ですがどっこい持ちこたえたということです。
台風の目と思われたサムスンは撤退したし
日本メーカーの寡占状況で安定すると思います。
圧倒的競争力を守った数少ない業界と言って良いと思います。
ニコンはボディとレンズ 両輪で囲って継続的に稼ぐという
ビジネスモデルは堅固だと再証明したのです。
gakuazu
短信を見ると、レンズ交換式カメラ第3四半期105万台から85万台へ20万台の減少累計でも10%以上の減少です。レンズも同様に10%減少です。
それでいて収益増ですからD850など高額商品に支えられた回復ですね。
集中戦略が功を奏したところです。
ニコン本格復活なるかは、まさにこれからのフルサイズミラーレスに委ねられている構図がはっきりしてきました。
頑張れニコンと応援したいです。
KJ
全体から見れば一部分なのかもしれませんが、D850 の大ヒットでは現場の皆さんも勇気を取り戻したことでしょう。 数字では測れない大きなことだと思います。
とはいえ今の液晶パネル関係等の需要がそう続くはずもないですから、新事業も着実に進めてほしいですね。
Nikony
カメラ自体の性能も大きいですが、プロも納得できる純正やサードパーティ含めた、幅広く揃うレンズ環境もあるからでしょうね。
フルサイズのミラーレスでは新マウントの噂がありますが、アダプタなりでこの大きな資産を活かせばまた売れる、そして移行も徐々に進みますかね??
欲を言えば新マウントとFマウント、2系統で出してくれれば良いのですが。SONYのE or Aマウントのように。
☆けむり
第三四半期の数字は良かったですが、それまでの不調から開発費を削減して捻出された利益でない事を願うのみです。
会社発表資料には投資額が表示されていませんので分かりませんが、メーカーが財務体質改善に使う手法で、これは将来に投入されるモデルが遅れたりする原因にもなり、高シェアのキヤノン、ソニーと競争する以上、出来るだけ避けたい手法です。
とも
喜ばしい限りです。
D850の次の製品がなにであれ、ニコンだからこそ作れるレンズ、ボディ、さらに新たなスタイルの製品を世の中に出せる体力が取り戻せますように。
おふじ
率直にうれしい!!
D850でとりあえず資金を集めて
ミラーレスの開発費を強化してほしい。
後1年くらいまでの目途はついたでしょうが、
その後への投資を強化し、Share奪還を本気で狙ってほしい。
技術とマーケティング、プロモーション。
三位一体で勝ち抜いてほしいです。
gonta
本日付の日刊工業新聞にニコンが来年度中にも新型ミラーレス一眼カメラ投入するという記事が掲載されていました。
噂は本当のようですね。どんなスペックのカメラが発表されるか楽しみです。