リコーイメージングが「PENTAX K-1 Mark II」を正式発表 [内容更新]

リコーイメージングが、アクセラレーターを搭載し、リアル・レゾリューション・システムII を採用した「PENTAX K-1 Mark II」を正式に発表しました。

Pentax K-1 Mark II shoots up to ISO 819,200, offers updated Pixel Shift (dpreview)

  • 旧型の登場からちょうど2年で、リコーはK-1 Mark II をデビューさせた。センサーは初代K-1と同じ36.4MPセンサーだが、新しくアクセラレーターが追加されており、最高ISO819200の撮影が可能になっている。それ以外のカメラのハードウェアのスペックはK-1から変更されていない。
  • リコーは、画像処理パラメーターの更新によって、より色再現(特にブルーとグリーン)を向上させていると述べている。
  • K-1 II にはピクセルシフトII(リアル・レゾリューション・システムII)が搭載され、手ブレからくる動きを計測し、4枚の画像を1枚に合成することで、三脚なしでの撮影を可能にしている。リコーはこの機能をダイナミックピクセルシフトレゾリューションモードと呼んでいる。
  • K-1 Mark II の発売は4月で、価格はボディのみが1999.95ドル、D FA28-105mm F3.5-5.6とのキットが2399.95ドル。

「PENTAX K-1 Mark II」を新発売 (国内のプレスリリース)

  • 新搭載のアクセラレーターユニットにより、常用感度から超高感度域まで全域で高い解像感を維持しながら、徹底的にノイズを抑えた高画質画像を実現。
  • 画像処理パラメーターも全面的に見直しをおこない、特に"深い青"や"生き生きとした緑"の再現性を高めたPENTAXならではといえる絵づくりを追求。
  • 新たに手持ち撮影モードを備えた"リアル・レゾリューション・システムII"を備えている。手持ち撮影を可能にした、新開発の"手ぶれ補正モード"では、連続撮影時のわずかな揺らぎを利用して超解像画像の合成をおこなうため、手ぶれ補正機能との併用が可能。
  • 発売日は2018年4月下旬。価格はオープン。

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K-1 Mark II は、アクセラレーターの採用による高感度性能の改善と、手持ち撮影用のリアル・レゾリューション・システムIIの採用が、旧型との最大の違いのようです。

リアル・レゾリューション・システムII は、これまでのリアル・レゾリューションと異なり、手ブレによる動きを利用して4つの異なる画像を撮影し、検出された手ブレ情報を元に画像を合成する機能のようです。この機能を使って、どのような画像が得られるのか興味深いところですね。

[追記] 国内でもプK-1 Mark II のプレスリリースが発表されたので、記事に追加しました。価格は、ボディのみが最安値で22万8420円(税込)となっています。