キヤノンはミラーレス市場で攻勢に出てレンズ交換式カメラでシェア50%を目指す

Canon Watch で、キヤノンの御手洗冨士夫会長の発言が紹介されています。

Canon wants 50% market share of interchangeable-lens camera market

  • キヤノンが企業戦略会議のドキュメントを公開しており、その中で御手洗冨士夫CEOが、キヤノンのミラーレスカメラとレンズ交換式カメラ全般の戦略について明確な声明を出している。

    「既存のビジネスの中では、複合機やレーザープリンター、ミラーレスカメラのマーケットが成長している。これらの分野で、我々にしか作れない差別化製品を投入することで、売上を伸ばし、シェアを確保する。例えば、カメラビジネスでは、圧倒的なシェアを持つ一眼レフに加えて、成長著しいミラーレスカメラ市場で攻勢に出て、売上を拡大する。このことで、目標であるレンズ交換式カメラ市場全体で50%のシェア獲得を達成できるだろう」

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キヤノンは、今回、トップがミラーレスカメラ市場で攻勢に出ることを明言しているので、今後は、ミラーレスカメラにかなり力を入れてくるのは間違いなさそうです。

新型機のEOS Kiss M を皮切りにEOS M シリーズの拡充が予想されますが、それに加えて、噂のフルサイズミラーレスの近日中の投入があるのかどうかも気になるところですね。