K-1 II の手持ちリアレゾは豊富なディテールが得られるが通常のリアレゾの方が明らかに良好

DPReview に、ペンタックスK-1 Mark II の手持ちリアル・レゾリューションのテスト記事が掲載されています。

Pentax K-1 II's hand-held 'Dynamic' Pixel Shift mode is not quite what you think it is

  • 次のサンプル画像は、左上は三脚使用の通常のソアレゾ(動体補正はOFF)、右上は手持ちによる手持ちモードのリアレゾ、左下はリアレゾなしの通常の電子シャッターによる撮影、右下は三脚使用の手持ちモードのリアレゾだ。

pentax_k-1ii_dynamic_pixelshift_test_002.jpg

  • 通常のリアレゾと、手持ちモードのリアレゾを比較すると、通常のリアレゾの方が明らかにディテールが良好だ。また、手持ちリアレゾでは色モアレが見られるが、通常のリアレゾでは見られない。
  • 通常の撮影と、手持ちリアレゾを比較すると、手持ちリアレゾの方がディテールが豊富だが、その代償として不自然なドットがランダムに現れている。
  • 手持ちリアレゾは、標準のJPEGやDNGよりも豊富なディテールが得られる便利なモードだが、不自然が表示になる可能性がある。そして、手持ちリアレゾの画質は、三脚を使った従来のリアレゾには及ばない。最高の画質を得るには、三脚使用の通常のリアレゾを推奨する。

 

解像力では、手持ちリアレゾ(リアル・レゾリューション・システムII の手ブレ補正モード)は、通常の撮影と、三脚を使った従来のリアレゾの中間程度でしょうか。これだけの効果が得られるなら、手持ちリアレゾも十分に有用な機能と言えそうです。

とは言え、K-1 II の能力を100%発揮させるには、三脚が使える場面なら通常のリアレゾを使った方がよさそうですね。