ブラックマジックが「Pocket Cinema Camera 4K」を正式発表

ブラックマジックが、4K60P対応のマイクロフォーサーズマウントのシネマカメラを正式に発表しました。

Blackmagic Design announces Pocket Cinema Camera 4K

  • ブラックマジックは、ラスベガスで開催されているNABで「Pocket Cinema Camera 4K」 を発表した。このカメラはデュアルネイティブISOに対応するフォーサーズセンサーが採用され、DCI 4K 60fpsとクロップの1080 120fps(10bit ProRes または12bit Raw) の録画に対応している。メディアは、SD(UHS II)、CFast 2.0を含む様々なものに対応している。
  • ボディはカーボンファイバーとポリカーボネートの複合素材だ。背面には5インチフルHDのタッチパネルがある。
  • USB-Cポートを使って直接SSDなどの外部メディアに録画が可能で、これは転送をすることなく、直接PCにデータを持っていけることを意味している。また、クリーン10bitの出力が可能なフルサイズのHDMIポートも装備している。
  • 最も印象的なのは価格で、このカメラは1295ドルで今年の後半に発売される。
  • Pocket Cinema Camera 4Kのスペック
    - 4/3センサー
    - マイクロフォーサーズレンズと互換性あり
    - ダイナミックレンジは13EV
    - 最高感度はISO25600
    - 48ボルトファンタム電源対応のmini XLR入力端子
    - 3.5mmオーディオ端子、ヘッドホン端子
    - 5インチタッチ式液晶モニタ
    - ヒストグラム、フォーカスピーキング
    - Bluetooth によるリモートコントロールに対応

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ブラックマジックのPocket Cinema Camera 4K は、大型グリップを装備したブリッジカメラ風のスタイルですが、ファインダーが無く上面が平らなので、独特のデザインになっていますね。

このカメラは、DCI 4K 60fpsに対応するGH5Sと比べると半額以下で、RAW記録にも対応するので、動画メインの方には魅力的な選択肢になるかもしれませんね。