キヤノンが120MP APS-Hセンサーを含むいくつかのセンサーの外販を開始

DPReview に、キヤノンがイメージセンサーの外販を開始しているという記事が掲載されています。

Canon is now selling CMOS image sensors, including a 120MP APS-H beast

  • キヤノンがセンサーの外販を開始しているようだ。120MP APS-Hセンサーと(フルサイズ、フルHDの)超高感度センサーを含む同社が最近発表した専門分野に特化した3つのCMOSセンサーが、キヤノンと米国のフェーズワンテクノロジー社を通じて特別注文にて販売されている。

    これらのセンサーは、セキュリティ、マシンビジョン、天体写真用カメラメーカー用のものだが、外販されるということ自体が大きなニュースだ。

    120MP APS-Hセンサーは、13280x9184ピクセルの大きさの画像を生成する。2/3インチ 5MPグローバルシャッターセンサーは、際立った広ダイナミックレンジを誇っている。そして、最後は、極めて暗い場所での撮影用に設計された2.2MP画素ピッチ19μmのフルサイズセンサーだ。3つのセンサー全てにRGB版とモノクロバーションが用意されている。

 

キヤノンがセンサーの外販を開始したのは気になるニュースですね。今回、外販が確認されたセンサーは、いずれも特殊用途向けのもので、一般向けのデジカメに搭載されることはないと思いますが、将来は、ことによるとキヤノンはデジカメ向けのセンサーの外販も考えているのでしょうか。