キヤノンがフィルムカメラの販売を終了

キヤノンが、同社の最後のフィルムカメラ「EOS-1v」の販売の終了をアナウンスしています。

フィルム一眼レフカメラ「EOS-1v」販売終了に関するお知らせ (キヤノン公式)

  • このたびフィルム一眼レフカメラ「EOS-1v」に関しまして販売を終了させていただくこととなりました。
  • 本商品をご使用いただくお客さまへのサービス・サポート向上を目的として、弊社修理サービス規約の修理対応期間後も、2025年10月31日まで修理対応を行います。

フィルムカメラ販売終了 キヤノン、80年の歴史に幕 (産経ニュース)

  • キヤノンは30日、フィルムカメラの販売を終了したと明らかにした。唯一の現行機種だったフィルム一眼レフカメラ「EOS-1v」の出荷を同日付で終了した。2010年に生産は終了しており、在庫分の出荷を続けていた。キヤノンのフィルムカメラは約80年の歴史に幕を閉じる。
  • フィルムカメラはデジタルカメラの普及に伴って2000年代から急速に需要が減少し、撤退する企業が相次いだ。キヤノンは老舗企業として最高級機種のみ販売を続けていたが、事業としての意味合いは薄れており、販売を終了することになった。大手メーカーでは、ニコンがフィルム一眼レフカメラ2機種の販売を続けている。

 

EOS-1vは、2000年3月に発売されてから18年以上販売されてきたロングラン製品でしたが、ついに販売が終了してしまいました。これで、大手カメラメーカーの一眼レフのフィルムカメラは、後はニコンのF6とFM10だけになってしまいましたね(レンジファインダー機では、ライカがまだ何機種か販売していますが)。