キヤノンのフルサイズミラーレス用を含むソフトフォーカスレンズの特許

Canon News で、フルサイズミラーレス用の望遠ズームを含むいくつかのソフトフォーカスレンズの特許が紹介されています。

Canon patent application: Soft focus lenses

  • このキヤノンの特許出願(USPTO20180172964) の中で、キヤノンは多くのソフトフォーカスレンズの設計を示しているようだ。ここでは、フルサイズミラーレス用のレンズを含む、多くの可変ソフトフォーカスの光学系の設計が記載されている。
  • 実施例1(58mm F1.4、EFマウント用のフルサイズレンズ)
    - 焦点距離:57.57
    - F値:1.43
    - 像高:21.64
    - 全長:160.04(※センサー面までの長さ)
    - バックフォーカス:40.43
  • 実施例2(35mm F1.8、EFマウント用のフルサイズレンズ)
    - 焦点距離:33.75
    - F値:1.72
    - 像高:21.64
    - 全長:132.93(※センサー面までの長さ)
    - バックフォーカス:39.14
  • 実施例3(105mm F2、EFマウント用のフルサイズレンズ)
    - 焦点距離:103.2
    - F値:2.17
    - 像高:21.64
    - 全長:123.79(※センサー面までの長さ)
    - バックフォーカス:42.2
  • 実施例4(70-200mm F4、バックフォーカス25mmの非EFのフルサイズレンズ)
    - 焦点距離:72.21-194.06
    - F値:4.00
    - 像高:21.64
    - バックフォーカス:25.98mm

 

EFレンズでは、ソフトフォーカスレンズは、1987年に登場した135mm F2.8以来登場していませんが、久々に新しいソフトフォーカスレンズが登場するかもしれませんね。

それから実施例4のレンズは、バックフォーカスと像高から明らかにフルサイズミラーレス用のレンズなので、キヤノンが噂のフルサイズミラーレスシステムの開発を進めているという裏付けにもなりますね。