富士フイルムが「XF8-16mmF2.8 R LM WR」と「XF200mmF2 R LM OIS WR」を正式発表

富士フイルムが、Xシリーズ用の広角ズーム「XF8-16mmF2.8 R LM WR」と超望遠単焦点「XF200mmF2 R LM OIS WR」を正式に発表しました。

フジノンレンズ XF8-16mmF2.8 R LM WR

  • 「XF8-16mmF2.8 R LM WR」はズーム全域で開放F値2.8の明るさを持つ、世界最広角8mm(35mm判換算:12mm相当)からの焦点距離をカバーした大口径超広角ズームレンズ。
  • 非球面レンズ4枚、EDレンズ3枚、スーパ-EDレンズ3枚を含む13群20枚のレンズ構成を採用。非球面レンズ4枚で歪曲収差や球面収差を、スーパ-EDレンズ3枚を含む6枚のEDレンズで倍率色収差を抑制。
  • ズームの位置に応じて駆動させる像面湾曲補正レンズを採用。超広角レンズで顕著に現れる像面湾曲を効果的に補正し、ズーム全域において画面中心部から周辺部まで高い解像力を発揮。
  • 前面のレンズ2枚にナノGIコーティングを施し、斜めの入射光に対してもゴーストやフレアを抑制。
  • リニアモーターを搭載することで、静音かつ高速なAFを実現。
  • 鏡筒の11か所にシーリングを施した防塵・防滴・-10℃の耐低温構造を採用。
  • 希望小売価格は277,500円(税別)、発売日は2018年11月下旬。

フジノンレンズ XF200mmF2 R LM OIS WR

  • 「XF200mmF2 R LM OIS WR」は、「Xシリーズ」用交換レンズで初めて、開放F値2.0の明るさを実現した望遠レンズ。
  • 蛍石レンズの性能に匹敵する大口径スーパーEDレンズ1枚と大口径EDレンズ2枚を含む14群19枚構成で、色収差を極限まで抑制。
  • SETボタンであらかじめ設定した位置にピントを瞬時に移動できるフォーカスプリセット機能を新たに搭載。
  • ピント合わせの際にレンズの駆動範囲を制限するフォーカスリミッターを搭載。
  • レンズ鏡筒の先端部にフォーカスコントロールボタンを配置。フォーカスセレクトスイッチで好みの機能の割り当てが可能。
  • CIPA準拠で5.0段分の手ブレ補正性能。
  • マグネシウム合金を使用し、軽量かつ堅牢性に優れたボディを実現。鏡筒の17ケ所にシーリングを施した防塵・防滴・-10℃の耐低温構造を採用。
  • 高性能テレコンバーター「XF1.4X TC F2 WR」:収差を良好に補正する専用設計で主レンズの開放F値2.0に対応。
  • 希望小売価格は838,500円(税別)、発売日は2018年10月下旬。

 

最近よく話題になっていた富士フイルムの2本のレンズが正式発表されました。8-16mm F2.8は、非球面レンズやスーパーEDを含む低分散レンズをふんだんに使用したとても贅沢な光学系で、写りは大いに期待できそうですね。200mm F2はこのクラスとしては軽量で、手持ちで余裕で振り回せそうです。