ニコンが今期業績予想を上方修正

日本経済新聞に、ニコンの2019年3月期の業績予想と、18年4~6月期の決算に関する記事が掲載されています。

ニコン、純利益52%増 今期上方修正 デジカメ採算改善

  • ニコンは7日、2019年3月期の連結純利益が前期比52%増の530億円になりそうだと発表した。従来予想を30億円引き上げる。デジタル一眼レフカメラなどの映像事業で高価格帯製品の販売が増え、利益率が改善する。
  • 映像事業は一眼レフなどレンズ交換式カメラが堅調な一方、スマートフォンの普及でコンパクトデジカメは市場の縮小が進む。コンパクトデジカメの年間販売台数の見通しは170万台とし、従来計画していた180万台から10万台引き下げた。映像事業全体の売上高は一眼レフの中高価格帯品が伸びることで補う。
  • 同日発表した18年4~6月期の連結決算は、売上高が前年同期比2%減の1669億円、純利益は84%増の163億円だった。

 

2017年には最終赤字転落で「再起不能か?」などと記事に書かれたこともありますが、今期のニコンは一眼レフの好調などで業績予想を更に引き上げていて、ずいぶん盛り返してきたという印象です。新しいフルサイズミラーレスシステム発売後もこの好調が続いて欲しいものですね。