キヤノンのAPS-Cコンパクト用の「16-130mm」とAPSCミラーレス用の「18-200mm」の特許

Canon News で、キヤノンのAPS-Cコンパクト用の高倍率ズームと、EF-Mの高倍率ズームの特許が紹介されています。

Canon Patent Application: Canon 16-130mm and EF-M superzoom

  • キヤノンが複数のレンズの特許(USPTO20180284406)を出願している。16-130mmは、ワイド端の像高が13mmなので、ワイド側では(APS-Cにはイメージサークルが少し足りないため)ソフトウェアによる補正が必要になる。このような特性のレンズは、通常、レンズ交換式よりもPowerShotで用いられる。

    - 焦点距離:15.51-130.98
    - F値:3.68-6.50
    - 像高:13.00-13.66
    - バックフォーカス:12.76-35.17

canon_patent_16-300_18-130.jpg

  • PowerShot用ではなく、EF-Mレンズになりそうなスペックの2つのレンズも記載されている。1つは18-130mmで、これは既にEOS M用の18-150mmが存在することを考えると登場しそうもない。しかしながら、18-200mmの高倍率ズームはいずれラインナップに追加されるかもしれない。

    - 焦点距離:18.52-130.97
    - F値:3.40-5.88
    - 像高:13.66-13.66
    - バックフォーカス:10.93-37.77

    - 焦点距離:18.5-193.98
    - F値:3.73-6.50
    - 像高:13.66-13.66
    - バックフォーカス:13.43-44.18

 

キヤノンは、高倍率ズーム搭載のAPS-CのPowerShotを考えているのかもしれませんね。また、EF-M用のレンズでは、18-130mmはともかくとして、18-200mmの方は製品化される可能性があるかもしれません。