キヤノンの複数のレンズを搭載したカメラの特許

Canon News で、キヤノンの8つのレンズを搭載したカメラの特許が紹介されています。

Canon Patent Application: Multiple lens camera system

  • キヤノンが複数のレンズを搭載したカメラの特許(特開2018-200484)を出願している。これは、焦点距離の異なる複数のレンズを搭載したLight L16の構造と似ているように見える。特許のカメラは、8つのカメラを使って画像を生成するようだ。キヤノンはこの小さなカメラで、ズームを実現することを考えているようだ。

    これらの個々のカメラの像高は3.88mmで、これはセンサーサイズが1/2.3インチであることを意味している。クロップ倍率は5.6倍なので、以下のカッコ内にフルサイズの換算焦点距離を示した。

    - 5.2mm F2.88(換算29mm)
    - 7.5mm F2.88(換算42mm)
    - 10.50mm F2.88(換算59mm)
    - 15.00mm F2.88(換算84mm)
    - 4.4mm F2.88(換算25mm)
    - 8.1mm F2.88(換算45mm)

    レンズのサイズは実に小さく、27mmから17.91mmた。スマートフォンには大きすぎるので、小型化されたPowerShotに採用されることになるのかもしれない。

canon_patent_2018200484_001.jpg
キヤノンもLight L16のような複数のレンズから演算で画像を生成するタイプのカメラを考えているのかもしれませんね。レンズの突起が無いカード型のPowerShotが登場する可能性もあるかもしれません。