ソニーが「FE135mm F1.8 GM」を正式発表 [内容更新]

ソニーが、Eマウントの望遠単焦点レンズ「FE135mm F1.8 GM」を正式に発表しました。

Sony announces FE 135mm F1.8 G Master lens(DPR)

  • ソニーが望遠単焦点レンズFE135mm F1.8 GM を発表した。ソニーは、このレンズは比較的軽量で小型のレンズで、ポートレートやウェディング、スポーツ写真に最適だと述べている。
  • レンズ構成はXA(超高度非球面)、スーパーED、EDを含む10群13枚。スーパーEDとEDの組み合わせで軸上色収差を補正し、色の縁取りを最小限に抑えている。
  • ボケに悪影響を及ぼさないXAレンズを製造するのは難しいが、ソニーは10nmのモールド精度とその他の改善によって、玉ねぎボケ(年輪ボケ)が出ないことを保証している。
  • 絞り羽根は11枚で、F4かそれ以上の絞りでも円形を維持。
  • ナノARコーティングが採用され、フレアとゴーストを抑制。
  • 4つのXDリニアモーターが搭載され、高速なAFを実現するために、それぞれのフォーカスグループに2つずつのモーターが使用されている。
  • 鏡筒には2つのカスタマイズ可能なフォーカスホールドボタンと、3つの設定が切り替えられるフォーカスリミッターを搭載。
  • 最短撮影距離は0.70m、最大撮影場率は0.25倍。フォーカシングはインナーフォーカス。鏡筒はマグネシウム合金。重さ950グラム、フィルター径は82mm。
  • FE135mm F1.8 GMの価格は1900ドルで、4月下旬に発売される。

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登場が噂されていたソニーのFE135mm F1.8 GMが、正式発表されました。年輪ボケがでない高精度な非球面レンズを採用しているということで、ボケも大いに期待できそうですね。価格は1900ドルということで、国内では20万円+α程度でしょうか。

[追記] 国内でも正式発表されました(プレスリリース)。希望小売価格は税別で23万5000円で、4月19日の発売となっています。