リコーが「WG-6」と「G900」を正式発表

リコーが、タフカメラの「RICOH WG-6」と業務用のタフカメラ「RICOH G900」を正式に発表しています。

水深20mで水中撮影が可能なコンパクトデジタルカメラ「RICOH WG-6」を新発売

  • 株式会社リコーは、シリーズ最高となる高い防水性能を実現し、新たに近接撮影時に便利な可変リングライトや4K動画撮影にも対応した防水ハイエンドモデル「RICOH WG-6」を発売する。
  • 気密性の高いボディ構造を採用し、当社WGシリーズで最高となる水深20mで連続2時間の水中使用に耐える高い防水性能(IPX8、JIS保護等級8相当に準拠)を実現。
  • 2.1mからの耐落下衝撃性能やホコリに強いIP6X(JIS保護等級6)相当の防塵性能、マイナス10℃でも動作が可能な耐寒構造、100kgf(重量キログラム)までの重さに耐える耐荷重構造も備えている。
  • 3840×2160ピクセルで30fps、記録形式にはH.264を採用した、より高画質で長時間の撮影を可能にする4K動画撮影機能を搭載。
  • レンズの周りに近距離用のLED補助光を6灯配置。LEDの光量を従来比で最大10倍にアップするとともに、上下左右の各方向の照明のみをオンにすることで、被写体のわずかな凹凸などを強調した、立体的なライティングを可能にしている。
  • 発売日は2019年3月下旬、価格はオープン。

現場対応用デジタルカメラ「RICOH G900」・「RICOH G900 安心保証モデル」を新発売

  • 株式会社リコーは、雨や粉塵など建築や災害、医療などでの過酷な現場に必要な防水・防塵・耐衝撃・耐薬品性に対応し、「デジタル工事写真の高度化に関する協議会」が提唱する小黒板連携機能・信憑性確認(改ざん検知機能)に準拠したデジタルカメラ「RICOH G900」を2019 年5月下旬に発売する。新製品「RICOH G900」は、「RICOH G800」(2014年9月発売)の後継機。
  • 防水・防塵・耐衝撃だけでなく耐薬品性を強化。エタノールや食品添加殺菌剤として認可されている次亜塩素酸ナトリウム、二酸化塩素水などの消毒に耐える耐薬品性も備えている。
  • 「デジタル工事写真の高度化に関する協議会」が提唱する小黒板情報連携機能・信憑性確認(改ざん検知機能)に準拠。
  • カメラの管理者と使用者がそれぞれ操作制限を加えたい項目に対し、パスワードを設定することができる。

 

リコーからタフカメラのWG-6と、その業務用バージョンのG900が正式発表されました。コンパクトカメラ市場は縮小が続いていますが、タフカメラは元気ですね。

WG-6は、旧型から防水性能の改善や、センサーの高画素化、4K動画などを採用した正常進化モデルとなっているようです。

なお、店頭価格は、最安値でWG-6が約4万6000円、G900が約8万円(いずれも税込み)となっています。