DxOMarkにパナソニックS1のセンサースコアが掲載

DxOMarkに、パナソニックのフルサイズミラーレスカメラ「LUMIX DC-S1」のセンサースコアとレビューが掲載されています。

Panasonic Lumix DC-S1 sensor review

 

     S1         α7 III         Z6        EOS R        SL     
Overall Score
(センサーの総合点)
95 96 95 89 88
Color Depth
(色の再現域と分離)
25.2 25.0 25.3 24.5 25.0
Dynamic Range
(ダイナミックレンジ)
14.5 14.7 14.3 13.5 13.4
Low-Light ISO
(DxOの基準で許容できる
最高のISO感度)
3333 3730 3299 2742 1821


  • パナソニックS1は95の高いスコアを達成しており、これは全てのカメラの中で12番目に高い値だ。
  • このセンサーは優れたオールラウンドパフォーマーで、強みである色再現では、フルサイズセンサーでは(Z6に次いで)2番目に良い結果だ。ダイナミックレンジのスコアも素晴らしく高い値で、このクラスでトップのα7 III と比べても0.2EV劣っているだけだ。 
  • 高感度のスコアは、α7 III よりもわずかに低いが、ISO3730とISO3333の違いはわずか0.16EVだ。EOS Rと比べると、S1の高感度は0.28EV優っている。
  • パナソニックS1のセンサーのテスト結果は、評価の高いα7 III のセンサーとほぼ同じだが、ISO100とISO800~1600のダイナミックレンジなど、α7 III よりも優れている部分もある。S1のセンサーは低ノイズで、色再現に優れ、ダイナミックレンジが広く、幅広いジャンルの撮影に適したセンサーだ。

 

S1のセンサーのスコアは、Z6やα7 IIIのセンサーとほとんど同じで、EOS Rに対しては全てのカテゴリでアドバテージがあるようです。

同じLマウントのライカSLと比較すると、S1は高感度でかなりの差を付けているので、S1のセンサーは、ライカSLのセンサーとは明らかに別物のようですね。