- キヤノンは、デジタル一眼レフカメラ「EOS Kiss X10」を2019年4月25日より発売する。
- 「EOS Kiss X10」は、小型・軽量ボディーで好評の「EOS Kiss X9」の後継機種で、可動式液晶モニター搭載のデジタル一眼レフカメラにおいて世界最軽量となる質量約449g(ブラック/シルバー)の小型ボディーを実現している。
- 光学ファインダーをのぞきながら、最高約5.0コマ/秒の連写が可能。また、ライブビュー撮影時は各画素が撮像と位相差AFの両機能を兼ねる「デュアルピクセルCMOS AF」により約0.03秒の高速AFを実現。
- 有効画素数約2410万画素のAPS-Cサイズ相当のCMOSセンサーと、映像エンジンDIGIC 8の組み合わせにより、解像度の高い静止画撮影や4K動画の撮影を実現。
- レンズの収差などを補正する「デジタルレンズオプティマイザ」をカメラ内に搭載。
- デュアルピクセルCMOS AFが進化し、対応レンズ装着時、撮像面の約100%(縦)×約88%(横)の測距エリアに対応。AFエリア任意選択時はピントの位置を最大3,975のポジションから選択可能。
- サーボAF/動画サーボAF設定時においても被写体の瞳を検知してフォーカスを合わせる「瞳AF」が作動。
Kiss X10は、EOS Mと同じ画像処理エンジンを採用して、ライブビュー時のAF性能や動画性能を中心に改善した機種になっているようです。外観はX9からあまり変わっていませんがが、ボタンがいくつか省略されるなど、コストダウンが図られている部分もあるようですね。
田吾作
ライブビューのAF性能はKiss Mと同等で文句のつけようがありませんが、光学ファインダーのそれはX9の9点AFシステムから全然変わっていないのが個人的には残念です。
ただ、X7やX9はよく人の首からぶらさがっているのを見ますが、ほとんどの人がライブビューで撮影しており、光学ファインダーを使っている人は滅多に見ませんので、コストダウンの方法(手の抜き方とも言う)としては正しいのでしょう。ちょっと寂しいですが。また、AFポイントを増やすとAFモジュールが大型化してしまうという問題もあるのだと思います。
ドルンブルク
前モデルからデュアルピクセルの進化や4K対応になったので、買う人が結構いるのではと思います。デザインも変化がなくていいですね。
KEY
ホットシューのシンクロ接点レスになってますね
どりゃー
APS-C一眼カテゴリーではKISS MとX9iも合わせてかなり競争力が高そうですね。
価格や旧モデルの存在やカラバリ・レンズ資産も合わせてキヤノンは引き続き強そうで、ベーシックモデルのクラスの占有率もキープしそうです。
デジタル一眼APS-Cのカテゴリーだとミラーレスも含めてほぼ完全に飽和しているとの判断に至って、定番シリーズを手堅く配置する戦略を取っているのだと思います。
ヤジュー
X9からの改良点が少ないな。超絶コスパのX9と比べるとどうしても目劣りしてしまう
KissXXi
撮影シーンの3割ほどはOVFで撮るのかなぁという目論見のもと昨年Kiss X9を手に入れ、実際2割弱はOVFによる撮影だったのでそれはそれで良かったのですが、問題は結果的に8割強を占めることになったライブビュー撮影の局面。
電源入れたときやスリープから復帰した際に必ずOVF撮影状態で起き上がるので「バリアン液晶モニタに映像が出とらん! えーとライブビューのボタンは…」となるわけです(設定見逃してただけかもしれません。知ってる方いましたら教えてください)。
そんなしょーもない理由wでイライラしてた時にちょうどEOS Rがリリースされたものだから勢いで5D3+X9を下取りに出してRへ乗り換えてしまいました。ただそれでもX9のグリップ感、軽量さ、機動性、撮れ高の良さは素晴らしいものがあったなとしばしば思い返します。
このシリーズの購買層にとって 専用位相差AFセンサーに頼らないといけない局面がごく僅か = それKissMでええやん、 …ということになるわけですがレフ有りKissはあともう少し存命でいてもらいたいところ。
英國紳士
普通にアリだと思うエントリー機ですね。
4Kに対応するようになったので、記録にC-RAWも対応できるというのはシングルスロット機なら大いにメリットあると思います。
あと、測距輝度範囲も地味に従来品よりもEV-2されているので、おそらく暗所撮影でアドバンテージ出来ていると思いますし。
あとは実勢価格ですよね。特にこれからカメラを始めるって人達の事を考えると、X9よりも価格帯を上げれないというのもあるかと思いますので。
他のメーカーもキヤノンに続いて素晴らしいエントリー機を出して欲しいところです。
2石
私は動画性能が気になるのですが、調べてみると
4kは24/25pのようですし、クロップするようですし、
折角のデュアルピクセルAFセンサー機能を使わず、コントラストAFのみになるなど、
メーカー都合による様々な物を感じます。
入門機であるならこそ、デュアルピクセルAFは動画にも採用するべきではないかと思います。
このカメラを買う人は、かなりの率で動き回る子供を写真でも動画でも撮影したいでしょうし。
もう少し考えて欲しいかなと思います。
KDX&7D
ライブビューの最低測距輝度は-4EVなのに、位相差AFの方は-0.5EV…。後者は今から13年前の30DやKiss Digital Xと同じAFセンサーですね。
これでは、ライブビュー撮影が主体になっても仕方ないかなあ。
キヤノンとしては、こうして徐々にライブビュー→ミラーレス化への流れを推し進めたいのかもしれませんね。
しば
現行のX9をベースにX90や4000D(海外専用)の要素を用いてコストダウンを図ったボディに、1年以上前のKiss Mの中身を搭載する手法からして、Kiss Mの下位機種という扱いだと思います。いくら低価格のEVF機とはいえペンタミラーよりはコストがかかることから、普及型ミラーレスの下位機種に普及型一眼レフという位置づけは正しいと思います(M100はファインダーが無いからKiss Mとは別扱い)。
未だ売れ続けているX9iの後継は、時期的にモデルチェンジが近づきつつあるKiss Mの後継機種(Kiss M2?)が担当するのではと思います。
toshi18
私はもともとコンデジ、次にKiss X2、その後Sony NEX5Rで今もNEX 5Rを使い続けています。ここによく投稿されている方からすると、ライト/エントリー層です。
Kiss X2を買ったとき、一眼レフの画質には感動したものの、重くて大きいことに加え、ファインダーを覗く行為自体がめんどくさいのに辟易しました。ファインダーで撮るためには、目の高さ以外で撮るときはかがんだりして姿勢を変える必要があります。ファインダーの楽しみって、私みたいな層にはよくわからないのが正直なところです(ちなみに、ファインダーを覗く行為がなくても撮影は十分楽しいです。)。
ファインダーで撮ることと画質それ自体は関係ないですよね。
Kissとかに関しては、ファインダーはなくなる方向だと思います。
EFR
背面液晶での撮影は家の中などの撮影ではあまり気にすることはないんですが、
日差しの強い屋外では背面液晶の視認性が格段に下がってしまい、フレーミングすら困難になってしまうことがあります
そのためファインダーは依然として必要だとおもいますがそれが光学ファインダーである必要は無いので今後のkissシリーズがどういう風になっていくかは楽しみです
おぱ
過去、キヤノン一眼レフの新機能をいち早く導入し、この先の展開を示してきたkiss新製品にミラーレス機の機能を盛り込んできた事に興奮を隠せません。キヤノンはレフ機も開発して行きますというのは本当だったんだと、安堵しております。
この先来るであろうフルサイズ一眼レフのリニューアルに期待してしまいます。