キヤノンEOS RPの販売が苦戦中

BCN+Rに、最近の各社のフルサイズミラーレスの販売台数シェアの推移に関する記事が掲載されています。

フルサイズミラーレス「EOS RP」が苦戦中? 価格優位は決め手にならず

  • キヤノンが3月14日に発売した「EOS RP」が苦戦している。「BCNランキング」によると、発売した3月11日週こそシリーズ別の販売台数シェアで1位につけたものの、以降は失速。週を追うごとに、ソニーの「α7 III」に差をつけられている。
  • 価格戦略でEOS RPは、他社モデルより優位に立った。3月11日週~4月8日週のおよそ1カ月で販売されたフルサイズミラーレスの平均単価は22万9430円。その中で、EOS RPは18万9185円と4万円近く安い。しかし、それが販売増の決め手にはならなかった。
  • この結果には、いくつかの要因がありそうだ。まず、もとから高級路線であるフルサイズミラーレス市場において、価格優位性が販売に与えた影響が限定的だったということ。また、現時点における交換レンズのラインアップの差もEOS RPとα7 IIIの明暗を分けた。

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EOS RPの販売台数シェアは、フルサイズミラーレスの中では2位をキープしているので、売れていないというわけではないと思いますが、1位のα7 III が強すぎするので、他の機種はいずれもどんぐりの背比べのような状態になっていますね。

EOS RPの販売は、ボディに見合ったコンパクトなキットズームが出ないと厳しいかもしれませんね。