キヤノンのボディ内手ブレ補正に関する特許

Canon News で、キヤノンのボディ内手ブレ補正に関する米国の特許が紹介されています。

Canon Patent Application: IBIS Mentioned

  • このキヤノンの特許出願(USPTO20190094566)では、ボディ内手ブレ補正の実装方法について記述されている。

    この特許出願では、ボディ内手ブレ補正システムか、またはレンズ内手ブレ補正システムで、超音波モーターのバックラッシュを除去を試みている。この特許は、オリンパスの特許(2008-220031)を参照している。

    この特許出願は、キヤノンがボディ内手ブレ補正を検討していることを示しているが、キヤノンが、ボディ内手ブレ補正を採用することを示す決定的な証拠ではないだろう。

    オリンパスと契約を結ばない限り、キヤノンのこの特許出願に含まれる技術を使用したボディ内手ブレ補正システムの開発はありそうもない。

canon_uspto20190094566.jpgキヤノンのボディ内手ブレ補正の特許は、オリンパスの特許を参照しているということですが、ことによると、キヤノンはオリンパスとライセンス契約を結ぶつもりなのでしょうか。

最後発のキヤノンは、他社のボディ内手ブレ補正の特許を回避するのが大変そうですが、オリンパスとライセンス契約するなら、そのような問題はなくなりますね。