Yashicaの3機種のフィルムカメラと2種類のフィルムのプロジェクト

PetaPixelに、Yashicaブランドの3機種のフィルムカメラと2種類の35mmフィルムに関するキックスターターのプロジェクトの情報が掲載されています。

Yashica Unveils Three 35mm Cameras and Two New Films

  • ヤシカのY35 Digi Filmカメラは、キックスターターで多くの関心を集めたが、発売時には、レビュアーや早期の購入者に酷評された。ヤシカはこれに臆せずに、新たな3つのフィルムカメラと、2つのフィルムのプロジェクトと共にキックスターターに戻ってきた。

    このプロジェクトは"Absolute"という名称で、3つのカメラのための3つのエピソードが公開されている。

    最初のエピソードは、Premiereと呼ばれるもので、シンプルなスナップショットアートカメラであるヤシカ MF-1(※下の写真の黄色いカメラです)がフィーチャーされている。ヤシカは、このカメラはフィルム写真の楽しさを思い出させるものだと述べている。

    MF-1はシャッタースポード1/120秒、絞りF11、フォーカスレンジ1mから無限遠の極めてシンプルなカメラだ。フラッシュが内蔵されており、1個の単3電池でおよそ120回の発表が可能だ。フラッシュの寿命(発行回数)は、約3000回となる。

    MF-1と共に、ヤシカは新しい35mmのネガフィルムYashica 400を発売する。またヤシカは、限定版のYashica 80s(ISO400、24枚撮りで、粒子が荒く、高彩度)の登場も約束している。

    2つめのエピソードは、2019年夏前後に予定されているNoveraで、これは1980年のコンパクトオートマチックカメラYashica MF-2の再販だ。

    最後のエピソードはPrestigeと呼ばれるもので、、2019年12月前後が予定されている。これは、1958年に登場した二眼レフカメラYASHICA-44の復活だ。今回は、新しいYashica 44は35mmフィルム用になるだろう。

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以前にキックスターターで販売されたY35 Digi Filmはかなり酷評されましたが、今回は再びキックスターターで、Yashicaブランドのフィルムカメラと、35mmフィルムのプロジェクトを実施するようですね。

3つのカメラのうち、MF-1はレンズ付きフィルムとあまり変わらないような仕様の低価格機のようです。

残りの2機種、MF-2とYASHICA-44がどのようなものになるのか気になるところです。今回は、出資者の期待通りのものが出来上がるといいのですが、どうなることでしょう。