LAOWA 100mm F2.8 2x Macro APOは開放から非常に高画質なレンズ

OpticalLimits に、LAOWA の最大撮影倍率2倍の望遠マクロ「100mm F2.8 2x Macro APO」のEFマウント版のレビューが掲載されています。

Laowa 100mm f/2.8 2x Macro APO - Review / Test Report

  • これまでのLAOWAのレンズは、平均的なレンズよりも小さいことが強調されていたが、このレンズは、鏡筒は細いものの長い。鏡筒は総金属製で、品質はとても素晴らしい。
  • フォーカスリングは十分な重さがあり、動きは滑らかで非常に正確だ。被写界深度目盛りがあるが、目盛りが粗く実用よりも装飾的なものだ。前玉は鏡筒の内部で繰り出すので、フォーカシングでレンズの全長は変わらない。
  • 歪曲は、0.36%のわずかな糸巻き型だ。
  • 周辺光量落ちは、開放では2.1EVを超える非常に大きな値で、容易に見て取れる。しかし、F4に絞ると周辺光量落ちは1EVを下回り、F5.6以上では問題はなくなる。
  • 50MP機による解像力テストの結果は、とても素晴らしいものだった。中央は、開放から非常にシャープで、周辺部と隅は中央と同じレベルではないが、良好~とても良好のレベルを維持している。絞ると特に中央は改善し素晴らしい値のレベルに達する。解像力のピークはF5.6~F8で、このとき周辺部と隅はとても良好な値だ。F11からは回折の影響で解像力は低下する。
  • テストした個体の偏心は少なかった。像面の湾曲は非常に小さい。
  • 倍率色収差は、最も大きい開放時で1.5ピクセルで、穏やかだ。絞ると倍率色収差は改善し、F11以上では目に見えなくなる。APOを主張するレンズとしては、倍率色収差は大きめだが、実写ではほとんどのケースで問題は無いだろう。
  • ボケは後ボケは若干ムラがあるものの滑らかだ。前ボケはわずかに二線ボケがあり、後ボケよりも若干うるさい。玉ボケは開放とF4ではほとんど完璧だが、F5.6では絞りの角ばった形が見える。
  • 軸上色収差はほとんど見られず、これはとても異例なことで実に素晴らしい。軸上色収差のテスト画像では、フォーカスシフト(絞りによるピントの移動)が見られないことも確認できる。
  • このレンズは開放から非常に高画質で、平均的なマクロレンズに比べると、最大撮影場率が2倍であることと、ボケの色付き(軸上色収差)が見られないという2つのアドバンテージがある。後者はとてもすごいことだ。ボケも全体的に満足のいくものだ。最大の欠点は開放時の周辺光量落ちだ。電子接点が採用され、カメラからの絞りの制御とEXIFデータの記録が可能になったのは大きい。鏡筒の造りもとても高品質だ。大いに推薦する。

 

光学性能の評価は50MPのテストで5点満点中4点、21MPのテストで4.5点で、極めて高い評価となっています。

OpticlLimitsの50MP機によるテストは、厳しい結果がでることが多いテストなので、ここで4点を獲得したLAOWAの100mm F2.8は非常に優秀で、コストパフォーマンスは抜群と言ってもよさそうです。軸上色収差がほとんど見られないのも素晴らしいですね。

2019年5月12日 | コメント(4)

コメント(4)

唯一無二のレンズですね。
マクロ好きには良いのでは無いでしょうか。
値段も手頃だし手を出しやすいですね。
開放寄りで手持ちマクロで遊びたい。

100mm前後のマクロは5種類ほど持っているのでスルーしようかと思っていましたが、他に無い性能x2を持っていることと、軸上色収差が無いというのは大きいです。
マニュアルフォーカスなので、自分でメンテナンス出来ますし、買いにしようかな?

SAL100M28(+ LA-EA3)と比較して、ボケ具合はどうでしょう?
玉ボケがSAL100M28と同等またはそれ以上にきれいなら、買い換えを検討します。

2倍のマクロ、日本のメーカーには無い選択ができていいですね。
品質面の評価も高いので実写例を早く見てみたいです。


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このページは、2019年5月12日 に公開されたブログ記事です。

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