サムヤン「AF45mm F1.8 FE」は満足の行く性能だが逆光耐性がウィークポイント

ePHOTOzineに、サムヤンのEマウント用のAFの標準単焦点レンズ「AF45mm F1.8 FE」のレビューが掲載されています。

Samyang AF 45mm f/1.8 FE Review

  • 重さは162グラムととても控えめで、パンケーキほどではないが、小さいレンズだ。鏡筒は防塵防滴ではない。
  • フォーカスリングは電動で、適切な重さがあり動きは非常に滑らかだ。
  • 最短撮影距離は0.45m、最大撮影倍率は0.12倍と標準的で、このクラスの伝統的なレンズよりも寄れるわけではない。
  • 解像力は、中央は開放のF1.8からF16まで素晴らしい値(excellent)だ。隅はF1.8ではそこそこだが、F2.8で良好な値(good)になり、F4からF8ではとても良好な値(very good)なる。開放では周辺部は若干甘い。

samyang45f18_mtf_001.jpg

  • 倍率色収差は、中央は少ないが、隅では若干目立ち、青空を背景にした枝のような被写体では目に付く。
  • 歪曲は-0.71%のタル型で、この種のレンズとしては標準的だ。大部分の被写体では問題ないだろう。
  • ボケは滑らかで満足のいくものだ。
  • 逆光ではフレアが出やすく、太陽が画面の端にある場合に、完全に画面が真っ白になることがある。
  • 周辺光量落ちは、開放で-2EVで、F2.8で-1.5EV、それより絞ると-1.3EV前後になる。
  • 全体として、このレンズは非常に満足のいくハイレベルな性能だ。価格は349ポンドで、コストパフォーマンスは素晴らしい。
  • AF45mm F1.8 FE は、高性能で魅力的なキャラクターのレンズだ。レンズが小さく目立たないのでストリート写真も向いているだろう。フレアが見られることと、防塵防滴のシーリングが無いことがウィークポイントだが、安価な価格は魅力的だ。このレンズは使うのが楽しいレンズで、大いに推薦する。
  • 良い点:素晴らしい解像力、歪曲が小さい、軽量コンパクト、素晴らしい価格、色収差が少ない、使い勝手が素晴らしい。
  • 悪い点:強い逆光時のフレア、シーリングが施されていない。

 

開放時の隅は少々ソフトで、絞るとジワジワと解像力が上がっていくタイプのレンズで、最近流行りの開放から隅までカリカリのレンズではありませんが、絞りで画質をコントロールする楽しみがありそうですね。

サンプルでは、解像力は十分でボケもとても綺麗ですが、逆光耐性にはまだ課題があるという印象です。

2019年6月 9日 | コメント(7)

コメント(7)

開放がソフトで絞ることで解像力がぐんぐん上昇するレンズは少なくなりましたね。
解像力がレンズ性能の指標のメインになってしまったのか、開放でソフトなレンズは低性能の烙印を押されてしまう可能性もあり、純正では開放でもピークの解像力に近いレンズが多い印象です。
開放がソフト傾向なレンズは開放付近で撮ると柔らかなボケや構図による解像感の変化など独特な描写をしやすく撮る楽しさがある気がします。
オールドレンズ的な描写のレンズでAFのレンズは貴重ですね。国産でももっと出してほしいです。

絞ると良くなるとか、逆光に弱いとか、オールドレンズっぽいですが、中央は現代的ですね。
APS-Cだと案外開放から全域いけるかもな内容ですね。

リンク先にあるサンプル画像見ましたが、逆光下での撮影点数がほぼないので、それほど悪いとは思えないです。もう少し画像見てみたいのと、SONYのFE50/1.8との比較も見たいです。

中心部の性能は開放から素晴らしいですが、周辺の画質との差はかなり有り、周辺までの画質を考えると総合的にはF11が最高画質になるのですね。おそらく日本のメーカーなら設計の段階で商品化されない性能かもしれません。逆光にも強く無いみたいですし…でも、この様なコンパクトで求めやすい価格を考え、弱点を知った上で使用するのであれば、このレンズの存在価値は十二分にありそうですね

豪快すぎるゴーストが出てますな。
コーティングは、まだまだなのかな。

>takamura
右端までスクロールすれば逆光のサンプルみれます。

リンク先の最後のサンプルは昔のシグマレンズを思わせるようなフレアですね。
コーティングの問題なのか鏡筒内の反射なのかはわかりませんが、逆光特性まで昔風にしなくても、と思います。

AF性能はFE50/1.8と比べてどうなのでしょうか?
FE50/1.8よりも速いのであれば購入したいですね。


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このページは、2019年6月 9日 に公開されたブログ記事です。

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