・Fujifilm GFX 100 Pixel Shift Multishot Just a Matter of Time, says Trusted Source
- 2018年10月にGFX100には、ピクセルシフトマルチショット機能が搭載されると述べたが、2019年3月に、発売時には、この機能を搭載する準備はできないないという情報を受け取った。
ソース達は、この機能は、富士フイルムの「やることリスト」の上位にあるが、完璧に動作するようになって初めてリリースされると話してくれた。時期については、情報を得られなかったが、全員が「時間の問題」だと述べている。
ピクセルシフトマルチショットは、X-Transよりもベイヤー配列の方が容易に実現できるので、これがX-H1にこの機能が搭載されていない理由だ。GFX100に、最初のピクセルシフトが搭載されても驚きはない。
GFX100は通常の撮影モードでも驚くほどの情報量ですが、更にピクセルシフトを使用すると、どれほどの高画質画像が得られるのか興味深いところですね。
オリンパスやペンタックスは、手持ちでピクセルシフト撮影をする機能も搭載していますが、富士フイルムはどうなることでしょうか。
Sas
ペンタックスが先鞭を付けたピクセルシフト。解像感が増す効果もあるが、ベイヤー式の欠点である偽色を無くせるのが一番の効果と開発陣は言っていました。
確かに宣伝には丁度いいのですが、風景撮影では撮影テンポが遅くシャッターチャンスの損失に繋がるし、破綻箇所の修正に後処理が必要なことも多い。静物ではフラッシュが使えないなど、本当に限られた条件でしか使いたくないというのが実感です。
マーケティング上は重要かもしれませんが、現状はユーザーへの恩恵は少ない機能だと思います。
swing
手持ちピクセルシフトはペンタックスの特許にありましたが、昨年あたりに20年経過したので自由に使えるようになってると思います。
手ぶれを利用してピクセル以下の精度で位置合わせして合成する手法ですね。
でもGFXの場合は三脚を使うと思うので、リアレゾやハイレゾの三脚モードのように、ベイヤ配列を利用して厳密にピクセルシフトする方法を使いそうですね。画質的には確実ですし。特に色の再現性が劇的に向上しそう。
手持ちピクセルシフトならX-Transでも実現可能かつ効果的だと思うので、是非実装して欲しいものです。
Banbooo
Sas様が書かれていましたが、偽色をなくせるということはモアレもなくせるのでしょうか。ぼくはローパスレスのカメラを使用していますが、縞の洋服などでよくモアレが出てしまいcapture oneの機能でも綺麗に消せないことがあたりします。(色モアレは消せるんですけど)次のGFX50にこの機能がついていたらいいなと思ってます。
GFX100はおたかいので。
ンガンガ
ピクセルシフトといってもOLYMPUSとPENTAXのやっていることは違くて、前者は擬似的に画素数を増やして解像度アップを狙っているのに対して、後者は純粋な色情報を採取しているんですよね。どちらも画質向上はすると思いますがPENTAXの方がより一枚の写真の質に貢献すると思われます。リアルレゾリューションはまだ特許あると思いますが、富士はどういったアプローチになるでしょうね?
英國紳士
α7Riiiの様に4回撮影すると想定すると・・・
1億200万x4=4億800万画素分のデータということですね。
これを専用ソフトによって再び1億200万画素のJPEGにするということですか・・・いったい1枚の画像をRAW現像するのにどのくらい時間かかるんでしょうか。
α7Riiiでピクセルシフトをよくやりますが、高ISOでもノイズが圧倒的に少なかったり、かなりいじっても階調が生きていたりと恩恵を受けまくっていますので、GFX100でそれを同じことをすればどのくらい素晴らしい画像が出てくるか興味津々です。
けど、あまりのデータ量の大きさにPCが悲鳴をあげてしまいそうですね。
swing
Banboooさま
輝度モアレは無くせないと思います。モノクロセンサーでも発生しますから。
三脚設置型の場合は、精密に1ピクセルずつシフトさせるので、モノクロセンサーにRGBフィルタを交換して3枚撮影したものと(あるいはFoveonと)同じになります。だからモアレは消えない。
もし、手持ちリアレゾのように偶然のズレを期待しているのならモアレが軽減する可能性はありますが、色再現などで不利ですから採用するかは微妙ですね。
ペンタックスのローパスセレクターみたいなの積んでくると良いんですけど。
ンガンガさま
オリンパスのもリアレゾと一緒ですよ。
リアレゾが4回に対し、ハイレゾは8回ですが、リアレゾと同じことを半ピクセル斜めにずらしてもう一回取得してる。純粋な色情報を1ピクセルに得られる点では同じです。
画質へのアプローチは、たしかに異なっていて、各社立ち位置が見えて興味深いですけど。
手持ちリアレゾの特許に関しては、基本的なアイディアが20年前に特許になっていました。派生した応用については分かりませんが、基本的なアイディアは真似しても問題無いので、基本動作は他社と似た実装になるんじゃないでしょうか。
Sas
>Banboooさん
私が検証したわけでなく恐縮ですが、実際Pentaxのk-3iiiのピクセルシフトで実例を出しているサイトがありましたのでご参考までに。
http://nijikarasu.cocolog-nifty.com/blog/2015/05/post-f13d.html
因みにペンタの4回方式の場合、画素数自体は増えません。但し、ピクセル毎のRGB情報が取得できるので明らかに解像感は増します。(デモザイク不要?)
bambooo
swing様
ありがとうございます。
いつもパソコンをつなげて撮影をしているのですが、現場ではモアレはほとんど気がつきません。
家に帰って一回現像をかけて、ゆっくり画面を確認時に大体モアレを見つけてしまい、モアレ低減の再現像して部分的に消したりごまかしたりしています。
モアレをけしてもその部分の鮮明度が下がり、そこだけ濁ったようになってしまいます。
現状自分の仕事がそんなでかいやつではないので(笑)ごまかしてけしたりです。
どんなに解像度が高くて美しく撮影できても、モアレがでたらどうなんでしょうか。
他のでかい仕事をしているプロさんに聞いてみたいです。
まあそういう仕事の方々は専門のレタッチャーがいるので問題ないのかもしれませんが。
ペンタックスのローパスセレクターとは良さそうですね。
Sas様
検証サイトを案内していただきありがとうございます。
色モアレは消えそうなんですね。
Capture oneでの現像でこのぐらいの色モアレは消せそうなんです。
線のシマシマはむずかしいんですね。
レンズを変えたりアングル変え、絞り変え等で対応するか、カメラを変えないといけないみたいですね。
あきらめてGFX50の安いのをさがそうかとおもっています。