タムロンが「SP 35mm F/1.4 Di USD(Model F045)」を正式発表

タムロンが国内で一眼レフ用の大口径広角単焦点レンズ「SP 35mm F/1.4 Di USD(Model F045)」を正式に発表しました。

タムロンの技術を結集した究極の単焦点レンズSP 35mm F/1.4 Di USD

  • 株式会社タムロンは、35mm判フルサイズデジタル一眼レフカメラ対応の単焦点レンズ「SP 35mm F/1.4 Di USD (Model F045)」(以下Model F045)を発売する。
  • レンズ構成は10群14枚。4枚の特殊硝材LDレンズと、3枚のGMレンズを最適なバランスで贅沢に配置。これによって、大口径レンズで特に問題となる色収差の発生、また画質の低下につながる諸収差の影響を極限まで排除することに成功し、絞り開放F/1.4であっても画面の中央から四隅に至る高い解像性能を確保し、形を崩すことなく"点が点として写る"理想的な超高画質を実現。
  • 新たに開発したBBAR-G2コーティングを本レンズに採用しました。このBBAR-G2コーティングは、従来から定評のあるBBARコーティングの性能を大幅に上回り、ゴーストやフレアの発生を極限まで抑えることはもちろん、これまでになく圧倒的にヌケがよくクリアな表現を可能としている。
  • 対物側のレンズ最前面には、新たに開発した高耐久防汚コートを採用。従来の防汚コートと比較し摩耗耐久性が大幅に向上している。
  • 希望小売価格は11万5000円(税込)、発売日はニコン用は2019年6月26日、キヤノン用は2019年7月25日。

tamron_of_35mmf14_001.jpg

プレスリリースでは、タムロンがこれまでに培った光学技術のすべてを注ぎ込んだ史上最高のレンズと述べられているので、光学性能にはかなり期待できそうですね。

店頭価格は、最安値では約9万5000円(税込)で、シグマの35mm F1.4 Artの初値よりは若干高いですが、光学系に非常に力の入ったレンズの割りにはリーズナブルな価格設定という印象です。