ハッセルブラッドが「X1D II 50C」を正式発表

ハッセルブラッドが、大幅に低価格化されたX1D-50cの後継機「X1D II 50C」を正式に発表しました。

Hasselblad launches X1D ll 50C (DPR)

  • ハッセルブラッドは中判デジタルカメラX1Dシリーズの新型機「X1D II 50C」を発表した。X1D II 50C は、3.6型のより大型の236万ドット液晶モニタと369万ドットのより高解像度のEVF(倍率は0.87倍)が採用されている。また、起動が46%高速化され、シャッターラグやブラックアウト時間も短くなっている。
  • メニューシステムが改善され、新型機は、よりすばやく、より直感的に操作できる中判カメラ体験を提供すると述べられている。
  • ボディと、センサーの画素数は旧型のX1Dと同じで、連写は2.7コマ/秒と、0.4コマ/秒速くなっている。新型の画像処理エンジンの採用で、EVFのリフレッシュレートは62%改善しており、60fpsになっている。AF精度も改善している。
  • 新型機の価格は旧型のX1Dからかなり引き下げされ、富士フイルムのGFX 50Rに近い価格になっている。
  • X1D II 50Cの価格は5750ドルで、2019年7月に発売される。

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ハッセルブラッドの新型機X1D II 50Cは、センサーは50MPで据え置きでボディデザインもほとんど変わっていませんが、画像処理エンジンやEVF、液晶モニタがより高性能なものに換装されており、中身はかなり高性能化しているという印象です。

これまでのX1DはGFXよりずっと高価でしたが、新型は価格が5750ドルと大幅に引き下げられたので、GFX 50Rや50Sの購入を考えていた人は、新型のX1D II 50Cもターゲットになりそうですね。