ソニーのEP&S分野の2019年Q1はテレビ・スマホ・デジカメの販売台数減の影響で減益

ソニーが、2019年度第1四半期の連結業績を発表しています。

ソニー、第1四半期はイメージセンサー好調も減益 (AV WATCH)

  • ソニーは30日、2019年度第1四半期の連結業績を発表した。売上高は、前年同期比1%減の1兆9,257億円。営業利益は同18%増の2,309億円。税引前利益は同26%減の2,310億円。純利益は同33%減の1,521億円となった。
  • 売上高は、AV機器を含むエレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション分野の減収が影響。営業利益の増加には、イメージセンサーなどのイメージング&センシング・ソリューション分野の大幅増益が寄与した。
  • エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション(EP&S)分野の売上高は、前年同期比15%の減収となる4,839億円。テレビ・スマートフォン・デジタルカメラの販売台数の減少が響いた。営業利益は前年同期比76億円の減益となる、251億円。

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  • イメージセンサーなどのイメージング&センシング・ソリューション分野は、売上高が前年同期比14%増の2,307億円。モバイル機器向けイメージセンサーが大幅な増収となった。

 

ソニーのデジタルカメラは各所の販売ランキングで上位を占めていて、とても好調というイメージがありますが、EP&S分野は「テレビ・スマートフォン・デジタルカメラ販売台数の減少が響き減収減益」ということで、デジカメ分野では勢いのあるソニーでも、順風満帆というわけではないようですね。