・Canon Patent Application: Canon RF 17-70mm
- この特許出願では、超広角ズームと標準ズームの両方の画角をカバーする興味深い17-70mmのフルサイズ用レンズについて記載されている。17-70mmの特許出願はこれが初めてではないが、前回と今回の特許では光学系が異なっている。
同じ焦点距離のレンズの特許が複数あることは、キヤノンが本気で(このズーム域の)RFマウント用のレンズを検討していることを確信させるものだ。この特許出願には18-80mmの実施例も含まれており、これも同様に魅力的だ。
これらのレンズはイメージサークルから確実にフルサイズ用だが、APS-Cでも使用できるレンズで、このレンズによって、キヤノンはRF-SのようなAPS-C専用レンズを開発しなくても、APS-Cカメラ用のレンズを用意できる。
焦点距離:17.40 35.02 68.69
F値:3.57 4.18 5.85
半画角: 51.19 31.71 17.48
像高:21.64 21.64 21.64
全長(前玉からセンサーまで):149.59 133.68 150.50
バックフォーカス:13.43 27.63 57.99
焦点距離:17.10 34.82 72.70
F値:3.57 4.18 5.85
半画角:51.68 31.85 16.57
像高:21.64 21.64 21.64
全長(前玉からセンサーまで):151.00 135.57 157.71
バックフォーカス:13.13 27.81 63.49
焦点距離:18.70 37.55 77.50
F値: 3.57 4.18 5.85
半画角:49.16 29.95 15.60
像高:21.64 21.64 21.64
全長(前玉からセンサーまで):146.50 128.90 147.50
バックフォーカス:15.19 27.72 59.84
広角と標準の両方のズーム域をカバーできる17-70mm(18-80mm)のズームは、風景や室内の撮影などで、とても利便性が高そうです。
Canon Newsが言うように、RFマウントのAPS-C機が登場したときに、標準ズームとして使用することも考えているのかもしれませんね。
どりゃー
現代ワイドレンズに要求される、対角線画角100°から標準域を超えるところまでカバーするなら非常に広範囲に活躍するレンズになりそうですね。
マイクロフォーサーズやAPS-Cでもこのようなズームは出ていないので製品化されたら大人気でしょう。
ige
フルサイズをカバーしてこのズームレンジだと、かなり重く高価なレンズになりそうですね。APS-C用の標準ズームとして気軽に使えるんでしょうか?
Papa
17-70mmのフルサイズ用レンズであれば、APS-Cで27-112㎜相当で
結構使いやすいと思います。F4.0でも個人的にはOKなので、まずはRFフルサイズ用の小型軽量の標準ズームとして早い時期に発売を望みます、RPにもピッタリかと。
Del
野心的な焦点距離、良いですね。
ミラーレスで出遅れた分、他社にはない新たな価値を付与していくのは理にかなっています。ショートフランジバックの恩恵を全て画質に割り振るより(技術的な)コストパフォーマンスが良いと思います。
他社も追随するのではないでしょうか。