ソニーは需要があるようならF1.2の単焦点レンズも検討する

Amateur Photographer に、ソニーのテクニカルマネージャーのインタビューが掲載されています。

Exclusive Sony interview

  • (フルサイズのセンサーの画素数は61MPで限界に近いのか?)
    将来のセンサーの計画は言えないが、引き続きセンサーの改善と限界の引き上げを追求していく。
  • (α7R IVの手ブレ補正は旧型と同じだが、61MPでも十分な効果があるのか?)
    手ブレ補正ユニットの外側だけを見て、α7R IIIからの流用のようだと見られているが、実際には新しい制御ソフトのアルゴリズムが採用され、α7R IV用に仕上げられている。また、新型の低振動シャッターも採用されている。
  • (旧型のα7Rシリーズのカメラは、販売を続けるのか?)
    α7R II とα7R III の販売は間違いなく続けられ、そしてもちろん、オリジナルのα7もまだ購入できる。
  • (α7R IVの液晶はチルト式で縦位置でうまく機能しないのでは?)
    多くの意見を考慮した上で、ソニーのエンジニアは、モニタが光軸と一致するようにすることを決定した。ソニーはカメラを小型化し、頑丈な構造を維持することにも力を入れている。
  • (新しいショットガンマイクのターゲットは?)
    プロの要求を満たすものだが、幅広い動画のコンテンツクリエーターにもアピールしたい。
  • (シグマにはEマウント用のF1.2のレンズがあるが、このような大口径レンズの需要はあると思うか?)
    現在、35mm F1.4を含む多くの大口径レンズをラインナップしているが、もし、F1.2のレンズの需要があるようなら、間違いなくF1.2のレンズも検討する。ソニーは、レンズ群を比較的コンパクトで安価に保つことにも力を入れていく。

 

シグマやキヤノンがF1.2の単焦点レンズを発売し始めているので、これらのレンズが人気になるようなら、ソニーもF1.2の単焦点を投入するのかもしれませんね。

ただ、Eマウントには、既に高性能なGMやZeissのF1.4の単焦点レンズがあるので、F1.2のレンズにそこまで需要は無いかもしれませんね。