パナソニックが「LUMIX DC-S1H」を正式発表

パナソニックが海外で、6K動画に対応する「LUMIX DC-S1H」を正式に発表しました。

Panasonic officially launches video-centric Lumix DC-S1H (DPR)

  • パナソニックはフルサイズの強力な動画機DC-S1Hを発表した。6K動画(6K24p、5.9K30p)、高ビットレートの4:2:2 10bit内部収録、複数フォーマットのアナモルフィックモード、無制限録画などが目玉機能だ。
  • このカメラはパナソニックのプロ用バリカムと同じV-LogとV-Gamutを採用しており、パナソニックは、ダイナミックレンジは14EVを超えると主張している。
  • センサーはS1と同じ24MPセンサーのようだが、ローパスフィルターによってモアレが減少している。
  • ボディ内手ブレ補正は、デュアルIS2使用時に6.5段分の効果がある。本体とモニタの間にファンを使った放熱システムを搭載しているため、ボディはS1/S1Rよりも大きくなっている。
  • モニタは233万ドットのタッチパネルで、上面液晶も備える。EVFはS1/S1Rと同じ高解像度なものだ。
  • S1Hにはヘッドホン端子、マイク端子、HDMI、タイムコード同期用のSyncソケットが搭載され、オプションのアダプターでXLRポートも追加できる。SDカードスロットはデュアルでV90 UHS-IIに対応する。
  • DC-S1Hの発売は9月末で、価格はボディのみで4000ドル。

Lumix S1h_of_001.jpg

パナソニックが動画志向のLマウントカメラS1Hを正式に発表しました。スペックは噂通りで動画は6K24p、5.9K30p、4K/C4K60pに対応しており、強力な手ブレ補正も搭載されているようです。

当初「非常に高価になる」という噂が流れていましたが、S1Hの価格はS1Rと同程度で、業務用の動画機と比べるとリーズナブルですね。