キヤノンのミラーレスカメラ用の視線入力の特許

Canon News に、キヤノンのミラーレスカメラ用の視線入力に関する特許が紹介されています。

Canon Patent Application: Eye controlled focus for Mirrorless Cameras

  • EOS-3やElan IIe(EOS 55)で腕を磨いた人なら、キヤノンの視線入力AFを覚えているだろう。視線入力は、ジョイスティックを使用することなく、撮影者の目(視線)を検出してAF測距点を決定する。

    この特許出願(特開2019-129461)は、ミラーレスカメラ用の視線入力で、図の13a-13fは瞳を照らすための光源だ。ファインダーにはハーフミラーが配置されており、図の16-17は瞳の位置を確認するためのセンサーだ。

canon_patent2019-129461.jpg

キヤノンの視線入力はフイルムカメラのEOS 7sが最後で、デジカメになってからは採用されていませんが、ミラーレスカメラ用の特許が出願されているようなので、ことによると、EOS RかEOS Mで視線入力が復活するのでしょうか。

EOSの視線入力は、使う人によっては上手く動作しないケースがあったようで、当時は賛否両論ありましたが、その後、センサーやCPUが大幅に進化しているので、現代の技術ならこの問題も克服できるかもしれませんね。