キヤノンのEOS R用の10-24mm F4の特許

Canon Newsで、フルサイズミラーレス用の超広角ズームの特許が紹介されています。

Canon Patent Application: Canon RF 10-24mm F4.0

  • RFマウント用の驚くような10-24mm F4の特許出願(特開2019-184733)を見つけた。少し気になるのはバックフォーカスが短いことだが、それでもなおRFマウントで使えるだろう。このレンズのデータは、次の通り。

    焦点距離: 10.30 14.94 23.30  
    F値: 4.12 4.12 4.12  
    半画角: 64.54 55.38 42.88  
    像高: 21.64 21.64 21.64 
    全長(前玉からセンサーまで): 156.50 145.83 144.37  
    バックフォーカス: 12.00 12.00 12.00 


    この特許出願には、もっとバックフォーカスに余裕のある10-24mmの実施例も含まれている。

    焦点距離: 10.30 14.94 23.30  
    F値: 4.12 4.12 4.12  
    半画角: 64.54 55.38 42.88  
    像高: 21.64 21.64 21.64 
    全長(前玉からセンサーまで): 138.50 131.12 132.41
    バックフォーカス: 20.19 27.74 41.15


    ワクワク感で劣る12-24mm F4の実施例も含まれている。

    焦点距離: 12.36 14.94 23.30  
    F値: 4.12 4.12 4.12 
    半画角: 60.26 55.38 42.88 
    像高: 21.64 21.64 21.64 
    全長(前玉からセンサーまで): 138.50 133.67 130.79  
    バックフォーカス: 22.49 26.06 37.65 

 

RFの小三元の広角ズームは、10mmスタートになるのでしょうか。EFレンズでは11mmスタートの広角ズームがありますが、超広角はショートバックフォーカスの恩恵が大きいので、RFなら10mmスタートのズームも可能なのかもしれませんね。

また、12-24mm F4の実施例もあるようで、このスペックなら普通ですが、キヤノンがどのような選択をするのか注目ですね。