キヤノンが「RF85mm F1.2L USM DS」と「RF70-200mm F2.8L IS USM」を正式発表

キヤノンがEOS R用の2本Lレンズ「RF85mm F1.2L USM DS」と「RF70-200mm F2.8L IS USM」を正式に発表しました。

大口径中望遠単焦点レンズ"RF85mm F1.2 L USM DS"を発売

  • キヤノンは、レンズ内の光の透過率を変化させる蒸着技術「DSコーティング」により美しいボケ表現を追求した大口径中望遠単焦点レンズ"RF85mm F1.2 L USM DS"を2019年12月下旬より発売する。
  • RFマウントの特長がもたらすレンズ設計の自由度の高さを生かし、絞り開放時においても画面の中心部から周辺部まで圧倒的な高画質を実現。
  • キヤノン独自開発の「BRレンズ」と「UDレンズ」の組み合わせにより、大口径レンズに出やすい色にじみを大幅に抑制し、極めて高水準の色収差補正を実現。

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「EOS Rシステム」の望遠ズームレンズ"RF70-200mm F2.8 L IS USM"を発売

  • キヤノンは、プロ・ハイアマチュアユーザー向けの大口径望遠ズームレンズ"RF70-200mm F2.8 L IS USM"を2019年11月21日に発売する。
  • 大口径マウントとショートバックフォーカスを生かし、カメラ側の撮像面近くに大口径レンズを配置して光学系を小型化するとともに、全長が変わるズームタイプの採用と非球面レンズ2枚の効果的な配置により、フルサイズセンサー搭載のレンズ交換式カメラ用焦点距離70-200mm、開放F値2.8のレンズとして、世界最短・最軽量を実現。
  • フォーカスレンズとフローティングレンズの2つのレンズ群を、2つの超音波モーター「ナノUSM」で個別に駆動して最適制御する、電子式フローティングフォーカス制御をキヤノンとして初めて採用。ズーム全域で最短撮影距離0.7mを達成するとともに、静止画撮影時の高速AFと動画撮影時の滑らかなAFを実現。

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RF85mm F1.2L USM DSは、「DSコーティング」によってどのようなボケが得られるのか興味深いところです。

RF70-200mm F2.8L IS USM は本当に小さいレンズで、F4ズーム並みに持ち運びしやすそうですね。最短撮影距離が短いのも魅力的です。

店頭価格は、最安値でRF85mm F1.2L DSが税込み37万1250円、RF70-200mm F2.8L ISは税込30万6900円と、かなり高価ですが、DSコーティング、BRレンズ、電子式フローティング等の新技術が投入されているので、どうしても高価になってしまうのかもしれませんね。