富士フイルムが「X-T200」と「XC35mm F2」を正式発表

富士フイルムが、X-Tシリーズのエントリーモデル「X-T200」と低価格な標準単焦点レンズ「XC35mmF2」を正式に発表しました。

ミラーレスデジタルカメラ「FUJIFILM X-T200」新発売

  • 富士フイルム株式会社は、「Xシリーズ」に、ミラーレスデジタルカメラ「FUJIFILM X-T200」を新たにラインアップする。
  • 従来機から約80g軽量化した約370gの小型軽量ボディ。
  • センサー全面における像面位相差画素の配置とアルゴリズムのさらなる進化により、AF性能を向上。
  • 銅配線をセンサーに採用することで、データの読み出し速度を従来機に対して3.5倍に向上。ローリングシャッター歪みを大幅に軽減。
  • 8コマ/秒の高速連写が可能。
  • 3.5インチ・縦横比16:9の大型ワイド液晶モニターを搭載。従来機の2倍となる最高輝度1000カンデラの明るいモニターにより、高い視認性を実現。モニターを自在なアングルに調整できる「バリアングル構造」を採用。
  • 握りやすいグリップ形状を採用することで、小型軽量ながら優れたホールド性を発揮。
  • センサーの全画素読み出しにより、6K相当の豊富な情報量を活用した4K動画を実現。30コマ/秒の滑らかな4K動画を撮影可能。フルHD・120コマ/秒のハイスピード動画撮影が可能。
  • 「X-T200」と同時発売する、開放F値2.0・焦点距離35mm(35mm判換算:53mm相当)の標準レンズ「フジノンレンズ XC35mmF2」は、約130g・全長46.5mmのコンパクト設計を実現。高速かつ静かなAFも備えているため、高い機動力を発揮する。

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 X-T200は、AF性能や連写性能、動画性能などを向上した正常進化モデルになっているという印象です。動画は旧型の4K15pから4K30pになったので、ずっと実用的になりましたね。フロントグリップの採用や80グラムの軽量化で、使い勝手はかなりよくなりそうです。

[追記] dpreviewによると、XC35mmF2はXF35mmF2 R WRから絞りリングと防塵防滴を省略し、マウントをプラスチックにした廉価版で、価格は199ドルとのことです。