- ノクトン60mm F0.95は、マイクロフォーサーズ専用として設計された中望遠レンズ。35mm判換算で120mm相当の画角において、開放F値は0.95と驚異的な明るさを実現。シリーズ中で最も長い焦点距離を持つことから、大きなボケを活かした作画が可能。
- 最新の光学理論を用いた設計による8群11枚のレンズ構成。異常部分分散ガラス2枚を採用することで描写性能を追求。
- カメラの撮像素子から34cmの距離まで近づいて撮影することが可能。撮影倍率1:4(35mm判換算1:2)となり、超大口径マクロレンズ的なキャラクターを活かした撮影も楽しめる。
- 新設計の絞り切り替え機構により、クリック音を発生させず絞りリングを無段階で開閉させることが可能。
- 高い精度で加工・調整された総金属製ヘリコイドユニットと、適度なトルクを生み出す高品質グリースの採用により、滑らかな操作感覚のフォーカシングを実現。
- 希望小売価格は税別14万5000円。2020年4月発売予定。
・NOKTON 35mm F1.2 Aspherical III
- 旧モデルNOKTON 35mm F1.2 Aspherical Ⅱ VMの定評ある光学性能はそのままに、全長は約20%減の50.5mm、重量は約30%減の332gとコンパクト化を実現。
- 高屈折率ガラスをふんだんに使用し、9枚構成のレンズのうち4面を非球面にすることで、高水準の画質と大口径の両立を実現。
- 絞り羽根が形づくる孔を円形に近づけるため、12枚構成の絞りを採用。
- 距離計の連動最短撮影距離0.7mを超えて0.5mまでピント合わせが可能。
- 高い精度で加工・調整された総金属製ヘリコイドユニットと、適度なトルクを生み出す高品質グリースの採用により、滑らかな操作感覚のフォーカシングを実現。
- 希望小売価格は税別13万5000円。2020年3月発売予定。
先日、噂が流れたフォクトレンダーブランドの2本の単焦点レンズが発表されました。m4/3用の60mm F0.95は、m4/3で大きなボケが欲しい場合に最適なレンズで、ポートレートなどで活躍しそうです。
VM用の35mm F1.2はかなり小型軽量化されていて、フルサイズ用の35mm F1.2としては驚くほど軽量コンパクトなレンズですね。
なお、店頭価格は最安値で60mm F0.95が13万3200円(税込)、35mm F1.2が12万4200円(税込)となっています。
ギャオス
NOKTON 35mmの方、紹介文では「光学性能はそのままに」とありますが、イコール光学系は現行まま、というわけでは無いようですね。設計思想は同じ、という意味でしょうか。レンズ構成図を見比べると変わっていることは明らかですね。
hashiruhito
つい最近、Milvus100mm f2が気になっていたのですが、それを連想させるかのような60mmが発表されましたね。
f0.95の望遠大口径単焦点、それでいて高い最大撮影倍率…毎回このシリーズのレンズは開放で柔らかく、絞ると素晴らしく解像して変化を楽しめるレンズが多いので非常に気になります。
どりゃー
コシナはレンズラインナップの刷新に熱心ですね。
皆スペックやスタイルにも独自性があって、価格も抑えられているのは素晴らしい。
gito
nokton 35mmは魅力的ですが、distagon 35mmももう少し小型化してくれたらな……と淡い期待を持ってきます
bird
NOKTONの方はMFTレンズとしては破格のサイズと重さですね。超大口径でハーフマクロ相当というのは希少価値が高いですね。
ところで素朴な疑問ですが、多くのメーカーがキリの良いF1.0ではなくF0.95を作りたがるのはなぜなのでしょう?2000円じゃなくて1980円にするようなものなのでしょうか?
たんぺ
860g、、、重た!マイクロフォーサーズでこの重量ですか。値段はいいけど重さがね。三脚撮影するとき大丈夫なのかな?
襤褸猫
コシナもm4/3のF0.95シリーズを本当に充実させていますね。
次は24㎜か28㎜相当の12/14㎜ですかね。静止画もそうですが、動画用のレンズとして重用されていると思います。値段もそこまで高くないですし。
重量もバランスが必要なら重たいボディが、総重量を軽くしたいなら軽量なボディがありますし、手ブレ補正機種も充実しているので、積極的にレンズを変えて撮影するユーザーには良いです。
4の3
私も次は12mm(24㎜相当)か、14mm(28㎜相当)なのかなと思いました。
個人的には12mmに興味ありますが、
m4/3の長く続く不思議である、
「14mmの明るい単焦点レンズがない」
という状況に0.95シリーズで終止符を打ってくれるのも楽しみです。