- レンズ一体型デジタルカメラの市場はスマートフォンの普及などが要因で縮小している。販売数量伸び率(前年同週比)は週を追うごとに悪化し、ここ最近では新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止するための外出自粛が、縮小に追い打ちをかけている。
- 2020年の1月1週から5月1週までの伸び率をみていくと、1月1週は80.3%と約2割減で始まっている。その後週を追うごとに伸び率は悪化、レンズ一体型カメラの需要が減少していることが明らかだ。
- 2月末に新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、様々な行事が中止や規模縮小を余儀なくされた。3月4週の伸び率はついに50%を割り込み、4月3週以降の伸び率は3割前後で推移していることが家電量販店・ネットショップの実売データを集計する「BCNランキング」から明らかになった。
同じBCN+Rで、ミラーレスカメラの販売台数が前年同月比で約1/4に減少しているという記事がありましたが、コンパクトカメラの販売状況も似たようなもののようで、4月の後半からは前年の25~30%程度になっていますね。
5月2週以降のカメラ市場がどうなるのか気になるところで、大都市圏の外出自粛が続く中ではV字回復は難しいにしても、そろそろ底を打って反転して欲しいものです。
daipa
厳し過ぎるの一言ですね。
Slash
これはひどい…。言葉も無い…。
行事が重なる3月4月とGWが全滅してるからたしかにこうなりますか。販売店も閉まってましたし。
Hak
花見、GW、オリンピックの需要が途絶えた影響は甚大ですね。
体力のない企業にとっては、撤退のきっかけになりかねず、非常に危惧されます。
様々なメーカーが切磋琢磨して生まれた素晴らしいカメラを自由に選択し、比較できたこれまでの状況が、どれほど幸運なものだったかと、今更ながら思います。
カメラ、レンズ産業は、自動車と並んで、日本工業力の最後の砦とも言える存在です。消費者側としてもなんとか支えていきたいと思います。メーカー各社の心が折れないで欲しいと、切に願います。
yam
短期的には仕方がないにせよ、中長期的にも、あまり先の見えない世界だと感じます。
生き残るものも、どんどんと価格が高くなっていく予感。
けんすけ
今年は全国的に運動会もなくなりましたしねえ。
ライブだって、音楽会さえもなくなりそうな予感もあります。
いまカメラを所有できて楽しめていることに感謝します。
ぶらりん
「新常態」の世の中では、今まで以上に軽快さや柔軟性が求められるようになって、カメラ市場にも「新常態」が現れるのでしょうか。たとえば、フルサイズよりもやはりAPS-Cとか、やはりレンズ一体型の方が気楽でいい、とか。
これまでの繰り返しではない、メーカーの新しい提案に期待します。
本当はスマホが台頭してきた「(旧)新常態」の時にほしかったんですけどね。
虹色
撮影に出掛けられない以上、今買う必要が全くありませんからね…
田吾作
私も外出の機会がほぼなくなった為小型カメラの買い替えを見送ったクチです。
むしろこの状況でも前年の3割は売れた、という方が驚きです。小売店のご苦労が忍ばれます。