2020年5月のミラーレスカメラの販売台数は前年同月比で62%減

BCN+Rに、ミラーレスカメラの5月の販売状況と、販売台数シェアの推移、機種別の販売台数ランキングが掲載されています。

コロナショック引きずるカメラ市場、ミラーレスでも前年比60%減

  • 「BCNランキング」によると、5月のミラーレス一眼デジタルカメラの販売台数は前年比38.0%となった。4月の26.1%はかろうじて上回ったものの、依然として苦境が続いている。
  • メーカー別の販売台数前年比でもキヤノン(25.8%)、ソニー(39.2%)、オリンパス(39.0%)と低迷が続いている。販売台数には広きがあるものの、4番手の富士フイルムは91.8%と前年をわずかに割る程度の販売減にとどまっている。

bcn_mirrorless_share_0302-0525.jpg

  • シリーズ別の販売台数シェアランキングでは、前月から大きな変動がない。緊急事態宣言は解除されたものの、観光やレジャーの自粛は継続しており、カメラ市場が持ち直すにはもう少し時間がかかりそうだ。

bcn_mirrorless_ranking_202005.jpg

5月のデジカメの販売は4月に比べると少し回復してきていますが、それでも前年同月比で38.0%なので、大変厳しい状況に変わりはありませんね。その中で、富士フイルムの前年同月比91.8%は大健闘と言ってよさそうです。

機種別のランキングは大きな変動はありませんが、先月から引き続きニコンが圏外になってしまっているのが気になるところです。