・アサヒカメラも休刊、純広告11ページに激減で白旗、カメラ7割減が直撃
- 朝日新聞出版は6月1日、月刊カメラ雑誌「アサヒカメラ」を6月19日発売の2020年7月号で休刊すると発表した。同社によると「この数年伸び悩んでいた広告収入が、今回のコロナ禍で激減。紙の定期刊行物を維持することが困難だと判断」し、休刊を決めたという。
- 休刊直前の6月号に掲載されている純広告のページ数は、自社広告を除くと11ページ。しかも、カラーの広告ページはわずか5ページしかない。窮状がうかがえる。
- 今年に入って古参のカメラ雑誌が消えるのは、4月に突然休刊した「月刊カメラマン」に続き2誌目。
- もともと縮小傾向にあるカメラ市場だが、新型コロナウイルス感染症の影響が加わって、販売台数は激減している。特に、3月以降の縮小はすさまじく、BCNが調査した販売台数前年同月比は3月が50.1%、4月が31.5%と7割減。5月は多少持ち直したものの35.5%と回復には程遠い。カメラ雑誌の淘汰はさらに進みそうだ。
確かに、ここ最近のカメラ雑誌は、広告のページが数えるほどしかないので、どの雑誌も相当厳しい状況なのは間違いなさそうですね。
月刊カメラマンとアサヒカメラは残念ながら休刊になってしまいましたが、コロナ禍が収まるまで、他の雑誌はなんとか耐えて欲しいところです。
どりゃー
日本カメラと玄光社はJカメラ,カメラファンのサイトで
小売店から掲載料を得ているのが
カメラマン,アサヒカメラと比べて持ちこたえられている要因かな。
ぽめすけ
新製品のレビューはネットの方が詳しいですし、他人の作品に関心が薄い人にとって毎月カメラ雑誌を買う理由が乏しいと思います。
私も何年も前から気になる記事があるときしかカメラ雑誌を買わなくなりました。
今のような内容では月刊誌として生き残るのは厳しいかもしれませんね。
zxc
新製品のレビューはYoutube見たほうが早いし(ものによっては製造者が直で教えてくれる)、写真投稿は今はネットが主流ですしね。
実際写真雑誌の投稿欄見たらわかりますけど、投稿者の年代が写真部の高校生を除けば平均年齢が普通に60-70代になるのも普通にあって老人会と化しているのが現状。
特定ジャンルの写真ばかりを取り上げる専門誌は生き残りそうですが、コロナのある無しに関わらず総合写真雑誌は終わりを迎える運命なのでしょう。
スナッキー
趣味界隈をコロナが襲って一気に景色が変わる感がひとつ前の販売数など見ても如実に分かりますね。
旅行やイベントと絡みが多いカメラは特に大打撃かな…。
(新しいレンズ何買おうか?って事もイベント減って考え直し中です)
数年後に来たであろうショックが前倒しされた感触を得てますが、サイトへの移行なり、旧メディアはビジネスモデルの更新が必要なのかも知れませんね。
(朝日は新聞も確かコロナ前から儲かってない筈でしたし、どうなる事やら)
鉄男
紙媒体の雑誌もカメラも斜陽業界ですからね。
ダブルパンチを食らって生きながらえるのは至難でしょう。
写真を撮って皆に見せるという文化はSNSの普及で昔以上に盛り上がっているのが救いですね。
しーくれっとないん
CAPAを定期講読していますが、新製品がなかったこととコロナの影響か、今発売のものは内容が薄く、特に毎月楽しみにしている読者のスペースは数年前と比較して手抜きじゃないかと思うくらい劣化しています。限られた人員予算とは思いますが、さらに頑張って欲しいところです。
赤い自転車
PCを使うようになってから彼此30年以上経ちますが、ペーパーレス時代と言われても紙の方が遥かに良い、ペーパーレスは掛け声だけの時代が長く続いていたと思います。
ところが、タブレット端末を使うようになってから8年目。いつしか購入していた本の多くはkindleの電子ブックに置き換わり、個人的にペーパーレス化が進んでしまいました。
スマートフォンやタブレットは一覧性能、閲覧性能がPCとは大違い。
書籍の受難の時代だと思います。
カメラ雑誌、写真雑誌を電子書籍に最適化して発行してもらえれば、写真部分は圧倒的に魅力的になるはずだと思うのですが、今の電子出版は紙の本をそのままPDFにしただけの代物でどうしようもありません。
プロの撮った写真がデータとしてそのまま掲載されるような、写真が活きる雑誌があれば良いのになと夢想しています。
きゃのんぼうず
ここ10年で購入した本は 自分が購入したカメラの特集号と、自分の写真が掲載された号だけでした。
定期購読を長年続けていると結構なスペースになるし、何れゴミになってしまうのはわかっているので購入することはなくなりました。内容的にも自分が求めているものとは違うし。
売れないということは読者及び予備軍には購入するだけの価値が無いということになりますね。
花秋翠
某隔月刊雑誌の編集部に昨年から何回か顔を出す事もありましたが内情は火の車のようですね、かく言う私も写真はネットにUPし始めて10年以上経ちました。紙面で見る時代は終わったと言う事でしょうが、これに対応できない写真誌はまだまだ廃刊もありそうですね、最後はプリントで紙で見たいとの思いもありますが時代が許しては呉れなそうです
to
他の方が書かれているようにカメラ雑誌の電子書籍はあくまで紙媒体のPDF版なんですよね。WEBに最適化した記事も作れるのですがそれこそ際限なく作り込めるのと、スマホとPCで作り分けなければいけなかったりで採算が合わない。
ですのでWEBへ移行となった場合は、人員を大幅に削減してニュースリリースの転載とたまに広告記事ぐらいの省エネで退屈な全くの別物になるんですね。残りのカメラ雑誌には何とか紙媒体で踏みとどまって欲しいものです。
EOS-METAL
厳しい現状を突きつけられた感じです。コロナで一気に縮小した購買層を取り戻すのは容易じゃない。唯一の愛読誌が休刊するというニュース以上に、暗い気持ちになりました。
カメオ
物理的な大きさ重さほどの価値が内容から見出せないというのが正直なところです
写真がデータになったように雑誌もデータになる頃合いなのだと思います
例えば荒い印刷で小さい写真で画質の比較など今となっては誰向けの記事なのかさっぱりです
画質が気になる読者はモニターもプリンターも拘っているはずでその環境で比較させるのが一番です
媒体にこだわるが故に情報の質も鮮度も下がっている気がしてなりません
既存のカメラ雑誌を主体としてネットに最適化された定額サービスがあれば私は利用したいですね
kmz
紙雑誌を購読しているのは隔月の「風景写真」だけで、他にはKindle Unlimited (Amazonの定額読み放題サービス)でデジタルカメラマガジンやCAPAを読んでいます。
CAPAについてはunlimitedにある事がきっかけで読み始めました。
音楽業界もサブスクリプションで盛り返しましたし、雑誌もサブスクリプションで読者の裾野を広げる事が生き残る道なのではと思います。
通りすがり
雑誌は、巨匠や〇〇先生とか、もう誰でも知ってる写真家の写真ばかり。新鮮さがない。しかも前にやった企画を時期をずらして同じことをする。 新参者や優れた写真家の発掘とか、汗をかいて練り上げた目新しい企画などが必要ではないかと思います。ずっと買ってましたが、いつからか同じ内容なので買わなくてなりました。
cenova
広告が減っているということは、広告媒体としての
雑誌の「価値」が無くなってきたこと。
それならネットでと言ったところで、どの程度の
アマチュア写真家が無数のネット記事の中から
選んで読んでくれるのか大変疑問です。
デジタルカメラマガジン(とGANREF)も
6年ほど前に岐路に立ちましたが、
カメラ情報から撮影法などへシフトし
何とか生き残っています。
(それでも明らかにGANREFは陳腐化した)
ところでコロナのために雑誌などへの出稿ができず、
写真セミナーも開催できず、フォトコンも続々中止で
仕事がなくなっている(自称)プロ写真家こそ
生き残れるのか分かりませんね。
ak52
写真撮影に高度なテクニックが必要とされた時代は、写真雑誌は存在価値があったと思いますし、カメラメーカーも新製品発表の場にしておりました。
しかし今では、シャッター押せば綺麗な写真が撮れる時代です。新製品情報もネットで見れます。カメラ雑誌の使命が終わったと思いす。
私的には、楽しい思い出ありがとうという気持ちです。
後、日本はカメラ製造大国ですが、写真大国ではないと思います。暗室作業やプリントは、カメラ店任せだし、オリジナルプリントの大切さもなおざりです。
M505
昔、モノクロフイルムの頃は日カメでした。
14年前に、半世紀ぶりにデジイチで復活してアサカメでした。
また、日カメに戻りましょうかそれともフォトコンでしょうか。
写真に限らないと思いますが、紙の媒体が机とかにに置いてあるとモチベーションが上がるような気がします。
もうこれ以上、写真誌がなくなってほしくないです。
ジェラ
正直雑誌の限界というのがあるんですよね。
紙媒体はもちろんのこと、それを電子化しただけのも同じ。
雑誌は与えられたものを受け取るだけの媒体。それも小さい紙の上から。
Webではレビューは動画でわかりやすく、作例はデータそのもので閲覧することができ、RAWデータもダウンロードしていじることさえ可能。
投稿はずっと前からネットが主流。
写真家の作品も最近では写真家自体がSNSやYouTubeにチャンネルを持つ様になってきて、コンテストや投稿された写真を評価してるれたり、個別にアドバイスしてくれたりもする。
視聴者はそれを簡単に見ることもできるし直接質問したりもできるので雑誌と比べ距離感が段違い。
そもそもデジタルカメラというガジェット自体がWebとの親和性が極めて強い。
逆に言えばこれだけの逆境の中、出版を継続している状態。
余程の雑誌ならではのコンテンツが無ければ対抗できないでしょうね。
お金を出して買わせるだけの何かが無ければ淘汰されて行くのは避けられないと思う。
4の3
カメラ雑誌は数あれど、アサカメが代表格だと思っていました。
最後にアサカメだけになるというならまだ分かるのですが、先にアサカメがなくなるなんて想像もできませんでした。
とても残念です。
くま
貴誌は、肖像権・著作権の特集が記憶に新しいですが、分厚い取材によって集められた記事群はネットでは容易に得られない重厚なものでした。紙媒体が消える事は時代の趨勢であるとしても、文化の担い手が途絶えてしまうと写真文化そのものが衰退しかねません。良質なコンテンツとアーカイブの構築により、より一層の映像文化の発展が支えられる事を祈り願います。
camarade
毎月とか隔月で必ず出す、というのは情報誌として機能していた場合はよかったと思いますが、情報伝達(メーカーからのリークを含む)の媒体が他に移った今、毎号必ず広告をとり充実した記事で埋める、というのはかなり難しくなったのではないでしょうか。
一方、「写真文化」を担う媒体として、百戦錬磨のプロが世に問う渾身の作品、在野の逸材の意欲作の発表の場としては、必ず出さなければいけない定期刊行物はあまりなじまないと思います。というのも、こういったものは他と明らかに一線を画すレベルのものが出揃うのをある程度は待たないと、本当によいものは掲載できないからです。定期的に毎号出せば機会は増えますが、本当に図抜けたものの数は最初から限られているのではないでしょうか。逆に、そのような「思わずため息が出る・息を呑む・深く考えさせられる」ほどのクオリティがあるものであれば、コンピューターの電源を切ってもそこに「モノ」として実在していてほしいと思う可能性が高く、まだ印刷・出版の意義はあると思います。
そのような媒体として、高価で場所をとる作家のオリジナルプリントや豪華本的な「写真集」が一番よいのかもしれませんが、不定期の「ムック」(magazine+book)としでても、このクオリティの作品にアクセスできる媒体が存続してくれるとうれしいですね。
新聞社は報道的なものを含めてそれができると思うので、期待したいです。情報提供はネットに任せて、このような目を見張るクオリティの不定期な「写真・カメラ雑誌」の代名詞に、「アサヒカメラ」がなってほしいですね。
NY
初投稿です。個人撮影家さんと同じです。
毎月20日は、30数年間と続く楽しみなカメラ誌発売日です。自分の中での筆頭は「月カメ」で、「CAPA」、「アサカメ」と続きました。
先月の「月カメ」休刊は驚きましたが、リーダー誌と思われた「アサカメ」も無くなるとは想像もしませんでした。
部数もですが、広告がそれ程まで重要なんですね。
昔みたいに買わずに、立ち読みだけしていた自分にも今更ですが反省です。
それにしても残念です。自分の趣味嗜好が否定された感じがします。
あい
フォトテクやデジタルカメラマガジンも広告ページは数えるほどしかありませんが
雑誌の価格自体が1100円1200円するのでそれ自体で成立させようとしてますし
プリセットを付けたり電子書籍販売を強化したり新しい在り方を目指してます
アサカメは老舗としての誇りがあったのだと思いますが
あまりに旧態依然のまま過ぎたのではないでしょうか
もちろんこんな状況になるのは誰にも想像出来なかったので誰のせいでもありませんが
SONY好き
アサヒカメラを読んだ事ありませんが、スポンサーが減ったならいっそのこと
好き勝手に物言う本音の辛口評価をやってもらいたいです。
カメラに限らず日本の雑誌業界は忖度が多すぎます、発売前の製品にグランプリ付けるぐらいですし。
海外のレビューサイトやYouTuberは悪い点をこれでもかとはっきり言って支持を集めてます。
そこも雑誌離れの一因になってると感じます。
今や多くの人がレビューやクチコミなどのリアルな情報を参考にしてます。
雑誌としてどうあるべきなのか、転換点にあると感じます。
kr
Webメディアでさえ最近はYouTubeチャンネルを併用したりスマートスピーカーで音声購読できる時代です。
特に動画でどうにかなるビジュアルで伝えられる分野は電子書籍化でさえもう古いかもしれませんね。
ニーズや技術よりは広告掲載料を収入とする形態を延々引きずった結果かもしれませんが。
ジャコンヌ
私はテンションを上げるためにカメラ雑誌を買いますね。(*^_^*)
各種雑誌で育った世代なので、あの紙の匂いとか、ページをペラペラとめくる感じ、編集者さんの読みやすくて楽しい文体など、が好きなんですよね。
カメラ雑誌を読むと「よっしゃ!!今から出かけるぞ!!」と、行った気分になります。(そういった意味では、CAPAやフォトテクニックが好きですね〜)
一方、インターネットは情報としては良いのですが、良いことも悪いことも全て知ってしまうので(どちらかといえば悪い情報が多い)だんだんとテンションが下がっていってしまって、一日どこも出かけなかったということも少なくありません…
このあいだテレビでYoutuberのラファエルという人が「Youtuberは芸能人よりもつまらない」と言っていました。
私もそうの通りだと思いました。インターネットは情報としては素晴らしいものなのですが、やはり編集者さんのプロとしての“人を楽しませる仕事”は、なかなか素人が真似出来るものではないと思います。
そんなわけで、私は “カメラ雑誌 for ever !!!” だと思います。☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
もしも、将来この世の中からカメラ雑誌が無くなることがあったら、古本屋さんでカメラ雑誌を買いまくってやります!!
ふぉとふぉと困ったさん
月カメに続いてアサヒカメラまで休刊とは残念。朝日・全日写系の印刷媒体はフォトアサヒだけになった。
新製品のレビューやクラシカルなカメラ・写真の記事は、ネット上のほうが話題が豊富で理解しやすい事もあり、何よりも無料だからリアル媒体には対抗しきれない。
月刊フォトコンやデジタルカメラマガジンなど少し価格が高く、印刷クオリティもグラビア印刷っぽくて良い雑誌は生き残るかもしれない。昔から写真を見て勉強するならフォトコン誌、カメラの情報はアサヒカメラと先輩から言われていたかな。
Webの情報も良いが、リアルな雑誌から得られる写真の知識もたくさんある・・他誌には是非生き残ってもらいたいし、アサカメも復刊してほしい。故奥田編集長が残念がっていると思う。
665@65
アサヒカメラいは大変おせわになりました。
写真の勉強は殆どアサヒカメラからでした。
機材は写真サロンで診断室はちょっと難しかった様に感じましたが。見開きの写真は素晴らしく20は楽しみにしていました・
ただただ残念です。
襤褸猫
カメラ診断室も、LensRentalsのGeek Articleみたいな化け物じみた性能評価の前ではどうしても霞んでしまい… 最近も「バラすな」と言われていた120-300F2.8を「埃入っちゃったんだよね」できっちり内部確認、こういう真似は残念ながらカメラメーカーが事実上集約している日本では不可能なので…
アサヒカメラについてはweb上ででも対談および写真集評価を続けて欲しいですね。
カメラマン誌については、逆に間違えだらけのシリーズをムック本で広告なしで税込み千円で売れば本誌時代より売れると思います。メーカーにおべっか使わないで済みますので。